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25話 「立ちはだかる方程式」

体育係の問題と同時に困っていたのが、
中学数学の最初の難関『方程式』。
息子が解いた問題集を見ると、なぜか途中式が書かれていない。
小さく数字が何個か書いてあるだけで、
イコールを次の行に書いていくおなじみの途中式がなく、
真っ白な状態。
どうやら暗算で解いているらしい。

※イメージ

なので、当然と言えば当然ながら間違いが多く、
逆によくここまで真っ白で計算できたなと感心するレベル。
旦那が、何度も何度も書いて見せたりするけど
泣いて嫌がって断固として書かない。

=を、下に書き重ねていく
ただそれだけのことが、できない。

ああ、もう駄目だ。
方程式が駄目なら、これから先の数学はもう絶望的だ。

おかしいな、こんなはずじゃなかった。
生活態度ならまだしも、勉強でこんなに困るなんて想定外だ。

あの告知の時、先生がくれたDVDの中に
「知能が高く、成績はいつも上位」の子が紹介されていたのを見て
『へー、頭いいんだ。良かったー!』 
と能天気に思っていた私はやっぱりアホだった。
それにしてもわからない。
なんで、たかが数ミリ下に=を書いて
数字とアルファベットを並べて行くだけのことができないの?
考えれば考えるほど、その理由がわからず
登校できないことも重なって、
低学年の時以来通っていない専門機関へ相談へ行くことにした。

(つづく)