眠れない森のお姫さま

ようこそ星の王子さま 続編

    

娘が睡眠相後退症候群の診断を受けたのは
中学3年になったばかりの頃でしたが、
病名がわかった時の私たちの喜びようといったらありません。
原因のわからない体調不良ほど、不安なものはないと
実感する毎日を送ってきたからです。

何しろ、学校も友達も部活も大好きだった娘が
突然学校へ行けなくなった小学校5年生ごろから約4年もの間
いくつ病院を回ったことか。
そしてその間にいくつ病名がついたことか。
でも、どれも治療につながるものはなく、
娘の体調も全く好転せず
私たちはもう学校へ通うことを諦めていました。

そして、その病気のことを
経験のない他人に理解してもらうことが
どれだけ困難なことかも知ることができました。
一番理解しなければいけなかった、母親である私が
とにかく気づくのが遅かったことが、
そもそもの原因だったと今では思います。

私は、昔から朝がそんなに苦手な方ではありませんでした。
ベッドから跳び起きる、なんてことも
10分だけうたた寝する、なんてことも全然平気。
なので、娘がなかなか朝起きられないことや
朝からぶすくれて機嫌が悪いこと、
保育園でもなかなかお昼寝ができないこと、
つまり「正しく睡眠時間が取れてないこと」が
娘の健康にどれだけダメージを与えているかなんて
知らなかったんです。        (つづく)