私はあまり人付き合いが上手いタイプでもなく、必要最低限でいいと思っていたのですが、地震の日に「大丈夫?」「怪我はなかね?」と声をかけにわざわざ訪れてくれたご近所さんにはとても心強く感じました。
また、車中泊していた駐車場で「温かい飲み物はいかがですか?夜は冷えますよ」と湯気のたつコーヒーを差し入れて下さった方、高齢者をつれていたのを気にかけて夜中もトイレを貸し出して下さったお店の方。
動物を抱えての車中泊だったのですが、同じく動物を抱えて車中泊していた方と話をしたりもしました。数日経つと車中泊の面子も決まり「あの車、この車も、今日も一緒だなぁ」と安心感もあり、名前も知らない人同士で「今日から自宅に戻ります」と挨拶をしたりもしました。
自宅に戻ると決めた日、玄関にはご近所の方から栄養ドリンク剤と「お世話になりました、私たちはこの避難所にいます。」というお手紙。
地域社会の繋がりが薄れていき、そういった繋がりが残る地方や田舎を煩わしく思う意見も耳にします。私もその一人だったように思います。
ですが、本当にそうなのかという事を考えさせられました。
あの時、様々な方に差し伸べてもらえた手の温かさをこの時期になる度に思い出しています。