産地厳選のお茶をこだわりの飲み方で
自宅での仕事に煮詰まると気分転換にお茶を飲むのが習慣の私。でも、自分で入れるよりやっぱり誰かに入れてもらう方がおいしい! ご紹介する『ギャラリー至福のひととき+甘味処』は熊本市中央区小沢町に7月にオープンした、お茶へのこだわりがハンパないお店です。古民家を改装した店内は木の温もりある落ち着いた和の雰囲気で、靴を脱いで上がった畳の部屋の壁にはお茶に関する解説のポスターが貼られています。
古民家を改装した店舗。玄関からすぐの場所で靴を脱ぐと、畳敷きの部屋へ案内されます
砂時計を前に、のんびり待ってからお茶をおいしくいただきます
お客さまが自分で記入する注文書。以前はもっと細かい設定だったとか (笑)
メニューには全国各地から取り寄せたこだわりのお茶の名前がズラリ‼ 充実のラインナップです。京都や静岡、八女、知覧などお茶の産地に店主自ら足を運んで厳選した抹茶、煎茶、玉露、かぶせ茶、ほうじ茶からお好みで選べます。
注文書はお客さんが自分で手書きをするのですが、設定が細かく(これもこだわりの証)。私は書き方が分からず、お店の方と相談しながら決めました。お茶は一杯350円から飲めますが、玉露(450円)を注文すると京都のお茶屋さんと同じ様式で、茶葉と一緒に茶器と砂時計が運ばれてきます。まずはお茶を冷まして適温に。時間を見ながら一煎、二煎…と五煎目まで楽しめます。抹茶を注文すると棚に飾られた椀の中から好きな抹茶椀を選べるのも嬉しい。
実はお茶よりコーヒー派だった私ですが(笑)、この店で本物の味を飲んでから「お茶ってこんなに甘くてうま味があるんだ」と感動しお茶を飲む頻度が増えました。セットで頼む人が多い甘味も、定番の白玉は300円で、お茶とセットにしても500円という良心的な値段。「栗ぜんざい」400円など季節限定品もあります。
女性が一人で来店し川沿いのテラス席でゆっくり過ごすことも多いそう。10月末からはお客様からのリスエストに応えて食事メニューも登場予定です。
注文が入ってから餡(あん)を詰める「ひとときもなか2種セット」300円、煎茶(単品)350円
お茶の産地や味の特長が書かれたメニュー。何を頼むか悩んだら、お店の方が優しく説明してくれるので相談してみて
アゲハ
肌の曲がり角を何度も曲がってきたアラフィフライター。マスクだから鼻から下の化粧なし…というのは内緒(笑)
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