熊本の旬な情報を発信しているKumarismのメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!
Megumi
韓ドラを見たのをきっかけに、長期休暇になると迷わず渡韓するほど韓国文化をを愛してやまない女子大生。
辛いものが苦手 でも韓国料理が好き!
現地の人とコミュニケーションを楽しめる
私は、辛いものが大の苦手。そのきっかけをつくったのは韓国料理でした。昔、韓国旅行で店員さんの「辛くないよ」の言葉を信じ食べたところ、激しい腹痛に襲われ、3日間胃薬が手放せなくなったほどのつらい経験をしました。そのせいで食べられなくなったと言っていいほど、今では辛いものが大の苦手に。
しかし、大学の長期休暇になると欠かさず渡韓するほど韓国の料理や文化が大好きです。その理由は、現地の人とのコミュニケーションを楽しめるからです。特に、韓国の店員さんはフレンドリーな方が多く、私たちが料理が来るのを待っていると、テーブルに来て「いつ来たの?」「その洋服似合ってるね」といろいろ話しかけてきてくれます。現地の人と触れ合えることが旅の醍醐味(だいごみ)だと思っている私にとっては、それは一番幸せな時間です。もちろん韓国語が話せなくても心配ありません。私も韓国語が上手なわけではないのでジェスチャーや簡単な英語を使って伝えようとします。お互い通じ合えた時の達成感は何とも言えません。まるで昔から知り合いのようで、すごく居心地がいいです。そのため日本に帰ると急に韓国料理が恋しくなって無性に食べたくなることも。そんなときに韓国の雰囲気を味わいたいと思い行くのが県内にある韓国料理屋さんです。
辛くない韓国料理があった
南熊本にある「よんよん家族」では、まずお店に入ると「オソオセヨ~(いらっしゃいませ)」と韓国語で出迎えてくれます。メニュー表の表紙には韓国語での注文の仕方が書いてあり、つい韓国語を使って注文をしたくなります。特に、k-pop、韓流スター好きにはたまらないのがお店の壁一面に貼られたポスターたちです。天井までびっしりと隙間なく貼られているため、初めて行った時はあまりのポスターの多さに目が泳ぎっぱなしでした。店主のチョン・スンエさんによると、お客さんが持ってきて、その都度、上から張り付けているとのこと。なので、何枚かめくるとひと世代前のポスターがあり、時代を感じることができると言います。
壁一面に敷き詰められたポスターたちと、店主のチョン・スンエさん
何かひとつは覚えて帰りたくなります。
このお店の一番の人気メニューは、スンドゥブチゲです。豆腐や野菜、豚肉を、自家製のタテギといった韓国料理によく使われる辛い万能調味料で味付け。ピリリと辛く、体の芯から温まる一品です。スープが残ったらご飯を入れ食べるのもおすすめです。辛いものが苦手な人でも、店員さんにそう伝えると、辛さを抑えて作ってもらえるので、自分の好みに合ったスンドゥブチゲを食べることができます。
お店の名前の由来について聞くと、韓国語で「永遠」という意味の言葉を「ヨンウォン」と言うそうです。また、韓国では「家族はどんな時でも大切な存在」とされます。このお店も「お客さんとお店が永遠に家族のような存在になるように」と、2つの言葉を合わせて名付けたそうです。その言葉の通り、取材をしていてお店の方とお客さんの距離が近く感じました。まるで私が韓国旅行の時に感じたお店の雰囲気がそこにはありました。熊本にいながら韓国の雰囲気を味わえる「よんよん家族」にぜひ皆さんも行ってみてはいかがですか。
超簡単!韓国のソウルフード “ホットック”
ホットックとは、韓国の定番のおやつで日本でいう「おやき」のようなものです。屋台で売られていることが多く、生地のモッチリ感と中のナッツのサクサク感の相性が抜群です。定番はナッツですが他にも、チーズ、チョコ、キムチ、チャプチェなどさまざまなバリエーションがあります。今回は韓国で食べた味をもとに私が考えたオリジナルのホットックを紹介したいと思います。
材料(4枚分)
・ホットケーキミックス 200g
・水 100ml
・ドライイースト 小さじ1
・バター 30~40g
・黒糖 20g
・砂糖 10g
・シナモン 少々
・ナッツ 60g
1、ホットケーキミックスとドライイーストをよく混ぜ、水を加えこねる。
2、ラップをし約30分ほど発酵させる。(写真)
3、細かく砕いたナッツをフライパンでいる。
※いることで、ナッツのサクサクとした触感が引き立ちます。
4、ナッツと黒糖、砂糖、シナモンを混ぜ合わせる。
5、生地を取り出し4等分にし、手のひらサイズに生地を延ばす。
6、4の具材をのせて、具を包み込むようにして口をふさぐ。(写真)
7、フライパンを熱し、バターを引く。
8、生地を並べ表面がきつね色になるまで焼き、ひっくり返し、フライ返しで生地を押さえつける。(写真)
9、焼き上がった生地の表面に切り込みを入れ、具材を中に入れる。
完成です!!!
おつまみナッツを使用することでナッツの塩加減と黒糖の甘さがすごく合います。また、油ではなくバターで焼くと外側のサクサク感と香ばしい香りが引き立つのでオススメです。冷めてしまってもオーブントースターで2~3分焼くとサクサク感が復活するので、勉強中や仕事中に小腹がすいたときにぜひ試してみてください。
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