【404号】すぱいすフォーカス – 冬のあったか ハーブミルクティー
寒い季節には温かい飲み物が恋しくなるもの。そんな時、ノンカフェインのハーブミルクティーはいかがですか? 受験勉強のリフレッシュタイムや、おやすみ前にぴったりの優しいホットドリンク、ハーブミルクティーをご紹介します。
ハーブミルクティーってどんな飲み物?
ハーブティーに牛乳を加えて作るハーブミルクティーは、寝る前のリラックスタイムや、ダイエット中に空腹を感じるときの飲み物として人気が高まっています。「ホットミルクとハーブティーの組み合わせは、リラックスタイムにぴったり。優しい香りで気持ちが穏やかになり、ティータイムが少しぜいたくに感じられます」と話すのは、ハーブティー専門店「南阿蘇ティーハウス」(南阿蘇村)のスタッフ、甲斐三季子さん。
ハーブミルクティーの楽しみは、好みの香りや味を選んで、自分なりにアレンジできるところ。数種類をブレンドすることもできます。「ハーブティーの入れ方に面倒な決まりはありません。最初は効用にこだわらず、好みの香りや味のものからトライしてみて」(甲斐さん)。
Recipe!
初めての人にも飲みやすい「ルイボス」を使って入れてみました。
牛乳/150cc
ルイボス/小さじ2杯
水/50cc
砂糖/お好みで
(1)
小鍋に水とルイボスの茶葉を入れ、沸騰させる。
(2)
沸騰したらすぐに牛乳を加え、中火にする。
(3)
再び沸騰したら、火を止める。お好みで砂糖を加える。
(4)
茶こしでルイボスの茶葉をこしながら、カップに注げば完成!ワンポイントアドバイス
カモミールやラベンダーなど花のハーブを使う場合は、水と牛乳が沸騰したら火を止め、それぞれのハーブをひとつまみ入れてふたをします。3分ほど待ってからこすと、豊かな香りが楽しめます。お好みでシナモンパウダーなどをふっても◎! また、甘さを調節してゼラチンで固めると、子どもが喜ぶデザートにもなりますよ。
"なんとなく"の不調に心身を整えるハーブの力
「ピーターラビット」の絵本の中に、おなかを壊したピーターのために、お母さんウサギがカモミールティーを入れてくれるシーンがあります。西洋生まれの植物療法から生まれたハーブティーには、「なんとなくすっきりしない」と感じたときに、心身を整える働きがあります。ミルクとの相性が良いハーブを教えてもらいました。
ルイボス
抗酸化成分が含まれ、“若々しさを保つためのハーブ”ともいわれている
シナモン
血流が良くなって代謝アップ! スティック半分くらいを手で砕いて使う
ローズレッドペタル
クレオパトラが愛用したとも伝えられる女性のためのハーブ。癒やされる香り
オレンジピール
体を温める働きがありリラックスできるので、ナイトティーにおすすめ
カモミールジャーマン
寝付きが良くないときや、気分をリラックスさせたいときに
ラベンダー
おやすみ前のリラックスタイムに。香りが強いので、ひとつまみから試してこんな人は気をつけましょう
ハーブティーは薬ではないので、医薬品と比べて心身への作用が穏やかです。とはいえ、飲む人の体調や状態によって注意が必要な場合があります。ノンカフェインのものがほとんどですが、妊娠中や服薬中の人は避けたほうがいいハーブも。当てはまる人は、かかりつけ医に相談してから飲むのがおすすめです。
取材協力
店舗情報
- 住所
- 阿蘇郡南阿蘇村一関1880‐1
- TEL
- 0967-62-8135
- 店舗ホームページ
- https://kumamotokeiwa.com/
- 営業時間
- 10時~17時
- 休業日
- 木曜 ※冬季臨時休業あり
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