【450号】特別な日は四海巻きでおもてなし
年末年始は、家族や親戚など大人数で集まる機会も増えますよね。今年は、いつもとは少し趣向を変えた手料理を振る舞って、みんなをあっと言わせてみませんか。読者スタッフが、手軽に作れて、写真映えもする飾り巻きずし「四海巻き」を、プロのインストラクターに教えてもらいました。
作り方は意外と簡単 祝いの席にもピッタリ
四海巻きは千葉県の伝統的な郷土料理。四海とは四方の海を意味し、四隅の筋は波紋を表しているそう。祝事に喜ばれる巻きずしで、お正月の食卓にピッタリ! ということで、今回セレクトしました。
スタッフは、最も基本的な四海巻きにキュウリを加えアレンジした“新四海巻き”にチャレンジ。「コツをつかめば意外と簡単ですよ」と、飾り巻きずしマイスターインストラクターの早田雅美さん。飾り巻きずし作りは初めてという2人も予想以上の出来に大満足の様子でした。皆さんもぜひ、作ってみてくださいね!
四海巻きずし作りに挑戦した読者スタッフの大塚里香さん(左)と池田史恵さん(右)
教えてくれた人
日本デコずし協会認定 マイスターインストラクター
早田(そうだ) 雅美さん
イオンモール熊本内のJEUGIAカルチャーセンターで毎月1~2回、デコ巻き教室を開講中です。古典柄から動物、お花、普通の巻きずしまで作ることができますよ。
問い合わせは
メール(decomaki9696@gmail.com)か
お電話 TEL:090-6776-0205で。
"新四海巻き"を作ってみました!
【材料】
すし飯(白)…60g
すし飯(赤)…100g (デコふりかけで色付けしたもの)
キュウリ…10cm (なるべく真っすぐなもの)
厚焼き卵…2cm×2cm×10cm
半切りのり…3枚
色付けのもと…デコふりかけ(赤)1袋
【道具】
巻きす、ラップ (ご飯を取り分ける時に使用)
のり1枚を1/3と2/3サイズに切り分け、2/3サイズを横向きに置き、すし飯(白)を広げ、キュウリを中心に置いて巻く。
のりは、ザラザラしている面が内側に来るように
のりしろは1cmを目安に。米粒をのり代わりにして接着させます
のり1枚を横向きに置き、すし飯(赤)を広げ、(1)を中心に丸く巻く。
巻き終わった側面を見て隙間があれば、分量外のすし飯(白)で埋めて整えましょう。そうすると、切った時、きれいな図柄に仕上がります
包丁で(2)を縦半分に切り、切り口を下にして置き、もう一度、縦半分に切る。
切る際はキュウリの真ん中に包丁を当て、そのまま下に降ろすと中心がズレません
包丁は使うたびに、酢水につけたキッチンペーパーで米粒を拭き落とすと、きれいに切れます
のり1枚と、工程(1)で余ったのり(1/3サイズ)をつなぎ合わせ、(3)のパーツ2つを背中合わせに置き、谷間に厚焼き卵を置く。その上に、残りのパーツ2つを背中合わせに重ねる。
工程(1)の要領で米粒をのり代わりにしてつなぎ合わせます
四角になるように巻いて形を整え、ラップで巻いてなじませた後、ラップを外して4等分に切り分ける。
池田さん
教わった通りに作ったら、すてきな四海巻きができました。コツをつかめばもっと上手になりそう。次は家族に作って、ビックリさせたいと思います。
大塚さん
料理が苦手な私でも、楽しくできました。わが家で作ってみたら、パパにも、子どもたちにも大好評! クリスマスにも作ろうかな♡
四海巻き"ひと口メモ"
ひと晩までなら、作り置きOK!
作り置きはひと晩までならOK。工程(5)の切り分ける前の状態でジッパー付きのポリ袋に入れた後、冷蔵庫で保管を。
デコふりかけで自分好みにアレンジ
色付けはデコ弁当用のふりかけが手軽で便利。好みの色や味をかけ合わせて、オリジナルの四海巻きを作ってみて!
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