【496号】サツマイモが主役の秋レシピ

秋の味覚の代表格「サツマイモ」。ホクホクとした食感と優しい甘みが大好きだという人も多いのでは? 今回は、サツマイモが“主役”の秋レシピをご紹介。メインからデザートまで、家庭で気軽に作ってみませんか。

いろんな料理で大活躍の"万能食材"

サツマイモは、さまざまな料理に活用できる"万能食材"。栄養が豊富なことでも知られています。料理研究家の田中真由美さんに、栄養価や料理に使う際のポイントとともに、サツマイモをメインに使ったお手軽レシピを教えてもらいました。

食物繊維、ビタミン豊富 皮ごと食べるのがお勧め

サツマイモは、便秘の解消が期待できる食物繊維のほか、美容に効果的なビタミンCやビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれています。中でもビタミンC・Eはでんぷん質に守られているので、熱を加えても成分が壊れにくいのが特徴です。

また、皮には抗酸化作用があるポリフェノールとビタミンC、皮と実の間には整腸作用を持つヤラピンという成分が多く含まれています。そのため、栄養素を効率よく摂取するには皮ごと食べるのがお勧め。しっかり洗って皮ごと調理しましょう。

食べる際は、収穫したてよりも時間を置いた方が、甘さがアップします。熟成させたいときは、表面をしっかり乾燥させてから新聞紙などに包み、冷暗所に2~3週間置いてください。通常、保存する場合も冷暗所がベターです。

サツマイモを調理する際、甘く仕上げたい場合は低温でじっくり火を通すようにしましょう。60~80度で20分以上熱を通すと、でんぷんを糖に変化させる酵素の働きが活発になり、甘さが増します。甘さを抑えたいときは、高温でさっと調理するといいですよ。

教えてくれたのは…

料理研究家
田中 真由美さん

調味料ソムリエプロや野菜ソムリエなどさまざまな資格を持ち、料理教室講師のほか、レシピ開発も手掛けている。


サツマイモと豚肉のミルフィーユ焼き


お芋畑のサツマイモリゾット


サツマイモと林檎(りんご)のドレッシング


サツマイモ 醤油(しょうゆ)バターきんぴら


サツマイモのうさぎちゃん クランブルケーキ


あなたのお気に入りは? サツマイモの種類と特徴

県内で生産されているサツマイモの大半を占めるのが「紅はるか」「高系14号」「シルクスイート」の3品種。それぞれ甘さや食感が異なるので、購入時に品種名をチェックして食べ比べてみて。

紅はるか

熱を通すと、ねっとり感とホクホク感の両方を楽しめます。強い甘みがありながら、後味はすっきり。上品な味わいです。

高系14号

菊池郡大津町で多く栽培されており、ブランド名「ほりだしくん」として有名。糖度が高く、焼くとホクホクとした食感と優しい甘さに仕上がります。

シルクスイート

阿蘇郡西原村で多く栽培されている品種。火を通した実は黄金色で、まるでシルクのようにしっとり滑らかな食感です。品のある濃厚な甘さも魅力。

〈取材協力/県農林水産部 写真提供/JA菊池・JA阿蘇〉


掘って! 知って! 楽しんで! サツマイモ尽くしの収穫祭 からいもフェスティバル in おおづ

サツマイモの特産地として知られる菊池郡大津町で開催される収穫祭です。毎年大人気なのが、サツマイモの収穫体験「からいもほり」(1区画1000円)。1区画で約5kgを収穫できます。当日受け付けで、先着順なので、早めの来場がお勧め。そのほか会場には、サツマイモについて学べるブースをはじめ、サツマイモのスイーツや大津町産の食材を使ったおいしい料理などが並びます。

お問い合わせ

からいもフェスティバル実行委員会

TEL
096-294-2877