【509号】すぱいすフォーカス – だまされた!と思って「焼いてもおいしい」大実験

そのまま食べてもおいしいけれど、焼くと意外な味や 食感を楽しめる食べ物を集めてみました。「焼きマシュマロ」や「焼きバナナ」などが定番ですが、他にもいろんな食材が話題になっています。そこで、読者から届いた「焼いてもおいしい」情報を編集部が検証しました!

[File Number 01]巻きずし&いなりずし

パリパリ食感の美味グルメに!

パーティー料理で余りがちな巻きずしといなりずし。フライパンで軽く焦げ目が付くまで焼くと、中はモチモチ、外はパリパリの美味グルメに変身! さらに、ごま油を引いたり、表面にしょうゆを塗ったりと焼き方を工夫すると、いろんな風味が楽しめました♪ いなりずしはグリルを使うと、油揚げがよりパリッと焼き上がります。


[File Number 02]スライスチーズ

おやつにぴったりなチーズせんべい

天板にクッキングシートを敷き、スライスチーズを置いてオーブン電子レンジで焼くと(500Wで約2分)、子どものおやつや酒のつまみに最適な一品に。チーズの香ばしさとパリパリ食感がクセになる味わいです。チーズの種類によって風味や食感が異なりますが、溶けるタイプのチーズがおすすめ。チーズを割いて焼いた、パリパリのチーズスティックも◎。


[File Number 03]キュウリ

甘みアップ&ジューシー

サラダなど生で食べるのが定番のキュウリですが、焼いてみると、想像以上に甘みが増してジューシーに! 今回は、フライパンにオリーブオイルを引き、粉チーズをかけて洋風テイストで焼いてみました。ごま油で焼いたり、中華風タレやマヨネーズで味付けしたりと、いろんなテイストの料理に合いそうです。


[File Number 04]グレープフルーツ

酸味と甘みが相性◎ フロリダの味!

横半分に切ったグレープフルーツに蜂蜜をかけ、オーブントースターで約15分焼きます。グレープフルーツの酸味やほろ苦さと蜂蜜がよくなじみ、目からうろこのおいしさ! 実がぷくっと膨らむのもかわいい♡ グレープフルーツの産地・アメリカのフロリダでは、一般的に食べられているデザートなのだそう。


[File Number 05]たまご蒸しパン

表面はサクサク、中はふんわり♪

一時期メディアで話題になった、焼きたまご蒸しパン。市販のたまご蒸しパンに十字に切り込みを入れ、そこにバターを挟んでオーブントースターで約3分焼くと…、表面はサクサクして香ばしく、中はふわふわの絶品スイーツが完成しました!

卵のほんのりした甘さとバターの風味が口の中いっぱいに広がります。生クリームやアイスクリームを添えてもおいしそう♪


[File Number 06]ヨーグルト

まるでチーズ!? 新食感の食材に

プレーンヨーグルトを水切りし、耐熱容器に入れてオーブントースターで約10分。爽やかな酸味とチーズのようなコクがあり、もちもち食感の新感覚食材が出来上がりました! サラダに入れたりパンにつけたりと、チーズのようにして食べるとおいしいです。塩気がないので、ジャムやシロップをかけてスイーツとしても食べられます。


実験レポート

全く別の食べ物に…

「焼くだけでこんなに違う食べ物になるのか…」と驚きの連続でした。酒好きの夫とカリカリ食感好きの息子(小1)にも好評で、どれもわが家の定番メニューになりそうな予感。作り方が簡単で、しかも食材を無駄にしないので経済的なのもうれしい。読者の皆さん、だまされたと思ってぜひお試しください!

(すぱいすスタッフ・ジリィ)