【431号】飽きさせない!そうめん5段活用
冷たくて喉越しの良いそうめんは、夏の食卓に欠かせない一品。つゆにつけて食べるのも十分おいしいですが、そのうちに家族から「また、そうめん~!?」という声が聞こえてきそう。
そこで、ひと味違った、そうめんメニューをご紹介します。ゆでるだけでは終わらない、多彩に変化するそうめんを楽しんで!
主食も おかずも おやつにも
アレンジ自在 そうめんレシピ
ひと手間加えれば、定番のそうめんも飽きずに食べられます。ゆでたそうめんが余ってしまった、袋を開封したから使い切りたい、というときなどにも試してほしいアレンジレシピです。
教えてくれたのは
栄養士・料理研究家 高橋紀三子 先生
料理教室では、時短レシピや盛り付け方など、無理なく楽しく料理をするコツを教えています。すぱいす「美味しいレシピ」でも活躍中。
(1)ご飯もビールもすすむ! そうめんの柚子胡椒(ゆずごしょう)炒め
(2)煮魚と合わせてごちそうに 魚そうめん
そうめんの基礎知識
身近な食材のそうめんだけに、分かったつもりで調理していませんか。
もっとおいしく食べるための基礎知識を『五木食品』に教えてもらいました。
保存方法
そうめんの賞味期限は基本的に3年。製造から1年たったものは「ひねもの(古物)」と呼ばれ、麺に含まれる水分が安定し、よりおいしくなります。保存は、虫と湿気を防ぐために密閉容器に入れ、直射日光が当たらない冷暗所で。一度開封したものは早めに食べ切りましょう。
おいしくゆでるコツ
鍋のお湯の中で、1本1本の麺を元気に“踊らせる”ことが大事。そうめん1束に対し水1Lが目安です(袋に書いてある分量に従って)。差し水をするとおいしくなる、という説もありますが、実は根拠がないそう。吹きこぼれ防止には、火力を弱めればOKです。
そうめん・ひやむぎ・うどんの違い
材料はどれも小麦粉と塩、水。3つの麺の違いは、ズバリ「太さ」で、農林水産省の「乾麺類品質表示基準」できちんと区分けされています。
【取材協力】 五木食品
店舗情報
- 住所
- 熊本市南区城南町坂野945
- TEL
- 0964-28-7000
- 店舗ホームページ
- http://www.itsukifoods.jp/
- 営業時間
- 9時~17時
- 休業日
- 土・日曜、祝日および社休日
揚げるとさらに、バリエーション豊か
食べきれなかったそうめんは、いろいろなリメーク法がありますが、髙橋先生のおすすめは“揚げる”。ゆでたそうめんを小分けにして油で揚げると、あんかけ料理やおつまみ、スナック感覚のおやつなど、さらに多彩な料理に変化。冷凍保存もできるので、時短レシピでも活躍してくれます。
【揚げそうめんの作り方】
(1)平皿に、ゆでたそうめんを丸く平らに広げ、電子レンジにかける。※そうめん25gにつき、600ワットで1分30秒。
(2)揚げ油を低温(約160度)に熱し、(1)のそうめんをきつね色になるまで揚げる。
ポイント(1)
平らに広げて小分けにする
ポイント(2)
低温でじっくり揚げる
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