春のお彼岸といえば「ぼたもち」。定番の小豆あんもいいですが、変わりあんでアレンジするのも楽しいですよ。
教えてくれた人:毛利良子さん/熊本市
小豆あんを手作りすると手間も時間もかかりますが、変わりあんなら手軽に作れます。冷めたら締まって硬くなるため、少し軟らかい状態で火を止めましょう。練り過ぎに注意。
材料/小さめ20個分
- もち米
- 2合
- 砂糖
- 360cc
【枝豆あん(10個分)】
- 枝豆(実のみ)
- 約300g
- 砂糖
- 70~80g
- 水
- 150cc
- 塩
- ひとつまみ
【きな粉あん(10個分)】
- きな粉
- 120g
- 黒砂糖(粉)
- 60g
- 白すりゴマ
- 大さじ3
- 塩
- ひとつまみ
- 水
- 200cc
作り方
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1
もち米は洗って一晩水に浸しておく。ザルに上げて1時間ほど置く。
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2
(1)のもち米に分量の水を加え、炊飯器で炊く。炊き上がったら冷まし、20等分に丸める。
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3
枝豆あんを作る。枝豆は少し軟らかめに塩ゆでし、さやを外して薄皮をむく。
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4
(3)の枝豆、砂糖、水をフードプロセッサー(またはミキサー)にかけ、ペースト状にする。
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5
(4)を鍋に移して中火にかける。木べらで混ぜながら、水分がなくなるまで煮詰める。混ぜると鍋底が見え、すくい落とすとボタッと落ちるくらいの硬さになったらOK。塩で味を調え、火から下ろしてそのまま冷ます。
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6
きな粉あんを作る。鍋にきな粉、黒砂糖、白すりゴマ、塩、水を入れ、よく混ぜ合わせる。中火で混ぜながら煮詰め、(5)の枝豆あんと同じ硬さになったら火から下ろしてそのまま冷ます。
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7
(5)と(6)のあんをそれぞれ10等分する。適当な大きさに切ったラップに1個ずつあんを広げ、(2)をのせて包む。あれば、きな粉あんの上にケシの実を、枝豆あんには枝豆の実をのせて出来上がり。
POINT
きな粉はまぶすことが多いですが、あん状にすると粉が散らばらず、食べやすいですよ。黒砂糖がないときは、三温糖や上白糖でOK。
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