熊本弁丸出しの工事郎が日常の場面に応じて「こんなときは、こんな言う」と、熊本弁の使い方を解説します。

ぎゃんとき

猫を触ってたら、ひっかかれた

熊本娘

猫ばせせりよったら、かかじられてしもうた


昔から「猫の爪には毒がある」といって、放っておくと大ごとになりかねません。

犬に「かまれた」は「かんつかれた」。やたらとかむような犬は「はしか犬」と言います。人間にもいて、何かと言えばつっかかるような人には「あぎゃん、はしか犬(いん)のごたっとにゃ構うな」と言います。

今流に言えば「クレーマー」。


※筆者は熊本市東区在住。言葉は益城町出身の母の影響を強く受けています。