熊本弁丸出しの工事郎が日常の場面に応じて「こんなときは、こんな言う」と、熊本弁の使い方を解説します。

ぎゃんとき

この席は狭いなあ

熊本兄

こん席ゃ、せちくるしかー


広々とした座敷に案内して—。

「こぎゃんせちくるしかとこっで、すみません」

などというのは嫌みですが、東京の飲食店のどこも狭いことが。地下鉄も午前10時だろうが午後2時だろうが人波は途切れずぎっしり。

「なんで、こぎゃん人の多かろか、どこに行ってん、鶴屋に来たごたる」


※筆者は熊本市東区在住。言葉は益城町出身の母の影響を強く受けています。
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