「悪人」「怒り」などで知られる作家・吉田修一さんの小説を原作とした映画「楽園」。10月18日(金)の公開に先駆けて9月13日、主演の綾野剛さんと杉咲花さんが、TOHOシネマズ熊本サクラマチで舞台あいさつを行いました。(すぱいし~ず・彩)

綾野剛さん、杉咲花さんが来熊!

10月18日(金)~、吉田修一さん原作の「楽園」が公開

とある地方都市で、女子小学生が行方不明になる事件が発生。少女の親友で、いなくなったY字路で別れるまで一緒にいた湯川紡は、深い罪悪感を抱えます。そのまま12年が過ぎたころ、紡(杉咲)は、母親と偽のブランド品を売って暮らす青年・中村豪士(綾野)に出会い、互いの不遇に共感を覚えて心を開いていきます。

そんな中、再びY字路で少女が消息不明に。住民は豪士に疑念を向けて追い詰めます。その様子を目撃していたのが、Y字路の先の限界集落に住む田中善次郎(佐藤浩市)。彼もまた、村内の問題で孤立を深めることに…。

■撮影現場で自然と湧き上がった感情を大事に

会場には、約6000通もの応募の中から選ばれた340人ほどが来場。登壇した綾野さんはあいさつの冒頭、「今日はくまモン風の衣装で来ました!」と、黒と赤の衣装をお披露目して会場を沸かせていました。

杉咲さんは役作りについて、事前に作り込まず、撮影現場で自然と生まれた感情を大切にしたそう。「本番で頭が真っ白になり、自分でも想像しなかった複雑な感情が湧いてきて、こんなことは初めてでした」。また、綾野さんは、“土地が持つ引力”がポイントになっていると強調。最後は「この映画は人に見てもらって、それぞれに感じることで初めて完成します。皆さんに作品を託したいと思います」と来場者にメッセージを送りました。

作品の見どころだけでなく、現場のラフな雰囲気などについて語ってくれた綾野剛さん(写真右)と杉咲花さん=9月13日、TOHOシネマズ熊本サクラマチ

作品の見どころだけでなく、現場のラフな雰囲気などについて語ってくれた綾野剛さん(写真右)と杉咲花さん=9月13日、TOHOシネマズ熊本サクラマチ

「楽園」

監督・脚本:瀬々敬久
出演:綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、柄本明、村上虹郎ほか
主題歌:上白石萌音「一縷」(ユニバーサルJ)
原作:吉田修一『犯罪小説集』(KADOKAWA)
配給:KADOKAWA (C)2019「楽園」製作委員会
上映館:ユナイテッド・シネマ熊本、TOHOシネマズ熊本サクラマチ、TOHOシネマズはません、TOHOシネマズ光の森、TOHOシネマズ宇城、イオンシネマ熊本