ファンが集うブライス人形の聖地

藤崎八幡宮の参道沿いにある、ピンク色のかわいい看板が目印のブライス人形の専門店「Juliet Pink(ジュリエットピンク)」。ブライス人形とは、アメリカで1972年に生まれた着せ替えできるファッションドールで、その収集家であるオーナーが人形好きの集まるスポットを作ろうと、3年前にお店をオープンしました。

若い子の間では、人形のヘアを自分でアレンジしたり、洋服を着せ替えたりするだけでなく、メイクも自分好みにカスタマイズしてSNSなどで発信するのがはやりだそうで、新しいドールカルチャーと呼ばれています。「ブライスドールは、人形としての位置づけだけでなくキャラクター性が多くの人に好まれ、テレビのCMにも起用され、ファッションやトレンド好きな女性が注目しています」とオーナー。店内ではオーナーが20年かけて集めた、今はもう販売されていない希少価値の高いブライスドールが展示・販売(1万5800円~)されています。「どれもプレミア価格ですが、ネット上でしか見られなかった人気ドールの実物を見ようと、九州各県からファンの方が来店されています」

そのほか、ブライスドールの製造元であるタカラトミーの新作人形も販売されており、こちらは比較的手頃なお値段です。人形の洋服作家であるオーナー手作りの服や、自分で人形の服を手作りしたい人のための材料も販売。

店内にはオーナーが収集したブライスドールが約30体並びます

さらに、ファンのため、自分のお気に入りの人形をドレスアップして持ち込み、一緒に撮影できるフォトスペースもあり。私も人形をお借りしてスマホで撮影し、早速インスタグラムに投稿しました。いくつになっても人形を抱くとうれしくなるのはどうしてかしら?(笑) クリスマスバージョンの店内装飾もかわいくて、季節によって変わるのだとか。営業は水・木・金曜のみ(年内は12月25日まで)。ブライスドールに詳しくなくても、優しいオーナーさんがいろいろと教えてくれるので楽しい時間が過ごせますよ。

店内はクリスマスのディスプレイが飾られています

店舗情報

Juliet Pink(ジュリエットピンク)

住所
熊本市中央区北千反畑町2-19
営業時間
水、木、金曜のみ営業 13時~17時
インスタグラム
julietpink2018

アゲハ

新発見を求めて街角をパトロールする主婦ライター。LEDで光る暖炉をリモート会議の背景にしたら季節感出た!