トップアスリートとして活躍し、現在は運動指導などに当たっている川上優子さんがつづる、心も体も元気になれる“サプリメント・コラム”。

心と体を磨く"Y"の法則

筆者プロフィール

1975年、松橋町(現宇城市)生まれ。信愛女学院高から沖電気宮崎に進み、アトランタ(1996年)、シドニー(2000年)両五輪の陸上1万メートルに出場し、アトランタでは7位入賞。現在、一般社団法人スポーツコア代表として、ランニングを通じた地域貢献に取り組む。


Vol.8 自国開催で考えたいオリンピックの価値と理想

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、私たち「オリンピアン」も、五輪の価値について学ぶ機会が増えています。

五輪の理想とは、「参加することに意義がある」。つまり、結果よりも「努力して戦った」という過程が重要なのです。しかし、日本とニュージーランドの小学生を対象にしたアンケートでは、五輪に対する考え方が大きく違っています。

その中で、「オリンピックと聞いてイメージするもの」との問いに、ニュージーランドでは「フェアプレー、戦術、信頼、自信」など人々の態度に関する答えが多く、日本では「メダル、順位を決める、勝敗」など個人の成果をイメージする回答が上位を占めています。

長い歴史と明確な理念を持つ五輪は、(選手が)スポーツを通じて人としても日々向上することが最大の目的。その点で日本での五輪の価値は、本来のものとは少しズレているように感じます。オリンピアンの果たす役割と責任を考えつつ、自国開催という貴重な瞬間に多くの方が広い視野を持ってスポーツの素晴らしさを体感してほしいですね。

11月24日に山鹿市で開催した「山鹿湯るっと走ろう練習会」。私が企画した女性ランナー限定イベントで、皆さんの笑顔が素敵でした!

11月24日に山鹿市で開催した「山鹿湯るっと走ろう練習会」。私が企画した女性ランナー限定イベントで、皆さんの笑顔が素敵でした!


プラスワン エクササイズ

お腹と背中のストレッチ

自宅のリビングでテレビを見ながらなど、“ながら”でできる簡単ストレッチ。柔軟性が高まるだけでなく、女性にうれしい効果も!?

1

うつぶせになり、腕を後ろに引いて胸の横ぐらいに置き、息を吐きながらゆっくり上体を起こしていく(腰が痛くないところまで)。

2

上体を反らしきったら、その状態で約10秒キープし、終わったらゆっくりと上体を元に戻す。(同じ動きを約10回繰り返す)。

Point!

腕の幅が開きすぎたり、狭すぎたりしないよう、体の側面にピッタリとつける。呼吸は「ゆっくり深く」を意識する。

効果

体の柔軟性アップ+お腹周りの引き締めにも効果アリ!