トップアスリートとして活躍し、現在は運動指導などに当たっている川上優子さんがつづる、心も体も元気になれる“サプリメント・コラム”。

心と体を磨く"Y"の法則

筆者プロフィル

1975年、松橋町(現宇城市)生まれ。信愛女学院高から沖電気宮崎に進み、アトランタ(1996年)、シドニー(2000年)両五輪の陸上1万メートルに出場し、アトランタでは7位入賞。現在、一般社団法人スポーツコア代表として、ランニングを通じた地域貢献に取り組む。


Vol.14 誰かと比較せず、自分の「頑張れること」を増やす!

人は多くの場合、自分の欠点を補おうと努力しますし、周囲もできない点を指摘し、直すよう促す傾向にあるように感じます。それは、「苦手を克服すれば、もっとすごくなれる、完璧になれる」という考えからではないしょうか。

もちろん、全ての面でよくできるに越したことはありません。しかし、何かを達成する上で、欠点や苦手を補うことは必ずしも重要ではありません。私がオリンピック出場を果たせた要因の一つは、誰かと比較することなく、少しでも自分が得意な部分やお気に入りの練習にフォーカスして、それをとことん頑張ったことが大きかったと思っています。

それは、決して「好きなことだけ頑張る」という意味ではなく、例え苦手なものが思うようにうまくいかなかったとしても、頑張れることが増えると自分を信じることができるようになります。誰かと比較して自分を見失い、自信をなくしてしまうなんてもったいない!

自分自身の変化(頑張れることを増やすこと)を楽しみながら、キラキラと輝く〝素敵人〟を目指したいものです。

5月に行われた熊本の国際スポーツイヤーを盛り上げるイベント

5月に行われた熊本の国際スポーツイヤーを盛り上げるイベント。オリンピアンの視点で国際スポーツ大会の楽しみ方をアドバイス


プラスワン エクササイズ

イスに座ったままできる 足のプチ筋トレ

“筋トレ”というと重いものを持ち上げたり、腕立て伏せや腹筋などのキツい運動を連想しますが、イスに座ったままや身近な道具を使って簡単にできるものもありますよ!

1

イスに浅く腰掛け、足は膝が直角になるようにし、手は体の線と平行になるようにしてイスを掴む。

2

ゆっくりと呼吸しながら、つま先を交互に上げ下げする。1セット20~30回で、1日2~3セット。

Point!

つま先を無理に上げすぎなくてもOK。お腹にしっかりと力を入れて、足先を動かすことを

効果

普段あまり使わないスネ肉の筋肉を鍛えます。
歩行に欠かせない筋肉ですが、衰えるのも早いので、意識して使ってあげることで筋力低下を予防します。