トップアスリートとして活躍し、現在は運動指導などに当たっている川上優子さんがつづる、心も体も元気になれる“サプリメント・コラム”。

心と体を磨く"Y"の法則

筆者プロフィル

1975年、松橋町(現宇城市)生まれ。信愛女学院高から沖電気宮崎に進み、アトランタ(1996年)、シドニー(2000年)両五輪の陸上1万メートルに出場し、アトランタでは7位入賞。現在、一般社団法人スポーツコア代表として、ランニングを通じた地域貢献に取り組む。


Vol.16 何を食べるか以上に大切な、どう「吸収」するか

「体は食べた物で作られる」というフレーズ、ダイエットのうたい文句などで耳にした人も多いでしょう。まさに、その通りです。栄養管理された食事を日々取っているにもかかわらず貧血や栄養素の数値が改善しない選手を見ていると、重要なのは食べた物をどれだけ「吸収」できたか、だと痛感する毎日です。

いくら良い食品を摂取しても、体内に効率よく吸収されなければ意味がありませんし、自分の体に合わない物はかえって体調を崩す要因にも…。実際、おなかの張りや便秘が原因で腹筋に力が入りにくくなっていた選手の食事を見直し、毎日食べていた牛乳やヨーグルトなどの乳製品や発酵食品を極力排除したところ、張りや便秘の解消とともにコンデションが上がってきた例もあります。

栄養価の高い食品でも、体質によって向き不向きがあることも念頭に置いておく必要があります。暖かい国や場所で収穫されたオリーブで作られるオリーブオイルは、パスタやピザなど温かい食べ物と合わせた方が吸収されやすいなど、フレッシュなままか火を通すかでも吸収に差が出ます。その食材がどのような環境で育ったかで食べ方を変えてみるのも面白いですよ。

コーチングの幅を広げるために、新たに脂質改善Jrインストラクターの資格を取りました

コーチングの幅を広げるために、新たに脂質改善Jrインストラクターの資格を取りました


プラスワン エクササイズ

ペットボトルを利用したプチ筋トレ・その1

飲み終わったペットボトルを、捨てずにエクササイズに再利用。ダンベルなどのトレーニング用具がなくても、簡単に重りを使った運動ができますよ!

1

500mlのペットボトルに水を入れ、イスに浅く腰掛ける。ペットボトルを持った方の腕を頭の後ろに持っていく。

2

ゆっくりと呼吸しながら、おなかを締めるのを意識して、肘を支点にペットボトルを持った腕を伸ばしていく。左右それぞれ20~30回ずつで、1日2~3セット。

Point!

しっかりとおなかが締まっているのを意識するために、脇腹からへそにかけて空いている方の手を当てて運動を行う。

効果

ペットボトルで適度な負荷(重さ)を加えることで二の腕の引き締めにつながるほか、肩回りの可動域を広げるのにも効果的なので、肩こりの予防も期待できます。