トップアスリートとして活躍し、現在は運動指導などに当たっている川上優子さんがつづる、心も体も元気になれる“サプリメント・コラム”。

心と体を磨く"Y"の法則

筆者プロフィル

1975年、松橋町(現宇城市)生まれ。信愛女学院高から沖電気宮崎に進み、アトランタ(1996年)、シドニー(2000年)両五輪の陸上1万メートルに出場し、アトランタでは7位入賞。現在、一般社団法人スポーツコア代表として、ランニングを通じた地域貢献に取り組む。


Vol.20 食事は「必要な栄養」が取れているかが大事!

トップアスリートに限らず、スポーツをしている中高生に非常に多いといわれているのが「スポーツ貧血」です。これは、運動やスポーツが原因で生じる鉄欠乏の俗称ですが、原因の大半は食事から得るエネルギーの不足が占めています。

中高生の時期は、男女共に成長や筋肉量の増加が著しく、女子に至っては月経による失血など、鉄欠乏を起こす要因が非常に高まります。にもかかわらず、体重増加を気にするあまり、ちまたではやっている炭水化物ダイエットなどを行う選手もいますが、炭水化物には筋肉を動かす役割があるため、不足するといくらタンパク質を摂取しても筋肉を強化できません。つまり、ガソリンを入れないとエンジンを動かせないのと同じです。

これは一般の方も同じです。ただ食べていれば大丈夫というわけではなく、重要なのはその人にとって必要なエネルギーが摂取できているか。運動量や体質によって(必要な栄養素が)不足することもあるので、疲れが取れにくい、息切れしやすいなどと感じたら、きちんと食事が取れているかを、ぜひ一度見直してみてください。

最近、お酒は日本酒がお気に入り。先日、日本実業団女子長距離記録会で訪れた山口では、地元の銘酒「獺祭(だっさい)」を頂きました


プラスワン エクササイズ

ピップアップにつながる簡単筋トレ

道具を使わず、家事の合間などの“すき間時間”でできるお手軽エクサイズでヒップアップ!

床に腰を下ろし、足を伸ばしてそろえる。腰に手を当て、背筋を真っすぐ伸ばす。

骨盤を左右交互に上下させながら前に進む。5カウント前に進み、5カウント戻って1往復。1回5~10往復程度(骨盤を上下させるのが目的なので、無理に前に進まなくてOK)。

Point!

体が後ろに倒れたり、背中が丸まった状態だと、十分にお尻が上がらないので、しっかりとおなかに力を入れて上半身と下半身が直角の状態を保って進む。

効果

文字通り、「お尻」を使って進むのでヒップや太ももの引き締めに効果が期待できるほか、骨盤の矯正や腰痛予防にもつながります。