困難を乗り越えた愛の物語

佐藤健さん、土屋太鳳さん、瀬々敬久監督来熊

あるカップルに起こった実話を描いた「8年越しの花嫁 奇跡の実話」。W主演の佐藤健さんと土屋太鳳さん、瀬々敬久監督が来熊し、TOHOシネマズ光の森で舞台あいさつを行いました。熊本に縁があるという3人。佐藤さんは熊本の魅力を紹介する本を出版、土屋さんは親戚が益城町在住、大分出身の瀬々監督は何度も県内各地を訪れているそうです。

演じるにあたり、撮影前に物語のモデルである中原尚志さん・麻衣さん夫婦に、話を聞いた佐藤さんと土屋さん。尚志さんがしきりに語った“感謝”、麻衣さんの“愛情を大事に”の言葉をそれぞれ心に留めて演じたそう。また、プロポーズシーンは“完全一発撮り”で、瀬々監督は「素晴らしい一発だった。奇跡と言っていいかもしれない」。

大勢のファンと記念撮影

大勢のファンと記念撮影

また、この舞台あいさつの入場料の一部は熊本城復興に寄付され、「復興城主」となった3人は「城主証」を手にしました。佐藤さんは「城主になる夢がかないました。少しでも早く復興できるよう、一緒に頑張りましょう」と会場にエールを送りました。土屋さんは最後に、「失ってしまった心と体を、愛によって取り戻していく物語です。困難を乗り越えてきた熊本の皆さんにも重なると思います」と締めくくりました。(すぱいし~ず・彩)

佐藤健さん(左)と土屋太鳳さん

「城主証」を受け取った佐藤健さん(左)と土屋太鳳さん

information

原作/中原尚志・麻衣『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』(主婦の友社発行)
監督/瀬々敬久
脚本/岡田惠和 音楽/村松崇継
出演/佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太、北村一輝、浜野謙太ほか

【ストーリー】
結婚を約束した尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を控えたある日、麻衣は原因不明の病で意識不明に。尚志はそばで回復を祈り続けた。長い年月をかけて麻衣は目を覚ますが、2人にはさらなる試練が…。そしてプロポーズから8年、最高の奇跡が訪れるー。

【上映館】
ユナイテッド・シネマ熊本、TOHOシネマズはません、TOHOシネマズ宇城、TOHOシネマズ光の森、イオンシネマ熊本

8年越しの花嫁

(C)2017映画「8年越しの花嫁」制作委員会