熊本を沸かせたロックバンド 今年4月、34年ぶりのライブ

「ザ・シェイキーズ」と聞いてピンとくる人は、1980年代前半から半ばにかけて熊本で青春を過ごした人でしょう。地元タウン誌やテレビなどにも盛んに取り上げられ、熊本の音楽シーンに、その名を残したロックバンドです。

85年4月のラストライブを最後に活動を停止していましたが、昨年10月に再始動を発表。ラストライブから34年に当たる今年4月のライブのため、少年のように目を輝かせながらリハーサルを重ねています。

シンガーソングライター、貸しスタジオ業、会社役員など、30数年にわたって別々の道を歩んでいたメンバーをつないだのは、意外にもSNSでした。「当時のボクらに解散という意識はなかった。ここ数年、フェイスブックなどでメンバー同士が“再会”。その中で、『もう一回やりたいね』という話になった」とベース担当の林田英男さん。

再始動した「ザ・シェイキーズ」のメンバー

再始動した「ザ・シェイキーズ」のメンバー

今も音楽業界に身を置くメンバーもいるとはいえ、当時バンドのマネージャーを務めていた田上俊文さんを含め、オリジナルメンバーは全員50代半ばを超えています。それでも、ボーカルの進藤久明さんは「年齢は関係ない。いまだに尽きないロックへの憧れと熊本の皆さんに伝えたいメッセージがたくさんあるので、楽しみにしていてください」と意気込みます。

ドラムに新メンバーを迎え、かつてのザ・シェイキーズの曲だけでなく、新曲も準備中。進藤さんが掲げる「熊本にロックのビタミンを ! 」というキャッチフレーズのもと、34年ぶりのライブに向けて準備を進めています。
(テキスト/ライター 中川有紀)

〈プロフィール〉

熊本工業大(現崇城大)の軽音楽サークルのメンバーらで1982年に結成。ロック色を前面に出したライブで人気を博し、85年のラストライブでは当時の産業文化会館のホールが満員になったほど。その後、ボーカルの進藤さんは、上京しプロミュージシャンとなり現在、シンガーソングライターとして県内外で活躍中。メンバーは進藤久明(ボーカル/サイドギター)、吉田慎次(ギター)、林田英男(ベース)、中原健一郎(ドラム)、田上俊文(マネージャー)。

Information

ザ・シェイキーズに関する情報は、Facebookページで随時更新中。詳しくはFacebook「ザ・シェイキーズ」で検索。