いくつになっても、「お・ま・け」に弱いおじさんです

子供の頃、グ○コのキャラメルのパッケージに同梱(こん)されていたのが、ミニカーや飛行機などのおまけのオモチャ。まだまだ電子玩具などない時代、何が入っているのかと胸をときめかせて封を開ける瞬間は、いつもワクワクしていました。調べてみると、このオモチャのルーツといえる絵カードが、キャラメルと一緒に入れられたのはおよそ100年前。デザインや形を変えながら、今もその歴史が続いているのってすごいことですよね。

今回ご紹介するレコードは、サザンオールスターズの桑田佳祐が、自身のルーツに迫るという企画で製作された、昭和歌謡を歌うDVDに「お・ま・け」で付けられたドーナツ盤。もともとレコード好きで、いまだに子供のように買いあさっている私のような中毒患者にとって“初回限定盤特典”といった悪魔のささやきのような宣伝文句は、赤子の手をひねるかのように効果を発揮するのです。

どちらかというとDVDよりおまけのレコード盤に重きをおく私にとって、数千円の出費は決して安い買い物ではないのですが、今回はそのレコードのB面が「東京ドドンパ娘」だったのが災い?しました。渡辺マリが昭和36年に発表したこの曲は当時、日本で初めて生まれたリズム歌謡として大ヒットしました。ドドンパが大好きな私にとって、桑田さんが歌う“ドドンパ”、しかもそれがおまけのレコードとして発売されるとなると、手に入れないわけにはいかないですよね。今やその“初回限定盤”は、私のDJタイムの定番としてスタメン入りしています。

※今回紹介した曲は9月22日(火)放送のFM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(16時~18時55分)で放送する予定です。

しまだ・のぶあき/1951年生まれ、熊本市出身。東京のデザイン会社でコピーライターとして社会人デビュー。帰熊後、広告代理店でコピーライター&プランナーとして活躍。現在はFM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(火曜・16時~18時55分)、RKKラジオ「昭和歌謡大作戦」(日曜・20時~20時55分)の選曲家、パーソナリティーを務め、幅広い年齢層に昭和の曲を届けている。