本番直前の決意

とうとう熊本城マラソンまで、1週間をきってしまった。

当選してから約5カ月。あっという間だった。正直言って、練習量は全然足りていないと思う。なにせ、5カ月のうち、半分は故障で療養していた。それでも、私なりに頑張って走ってきた。
いまだに『なんで応募したんだろう』と後悔が頭をよぎることがある。それでも、『絶対完走したい!』と強い思いを胸に、完走すべく練習してきた。おかげで、最初からすると考えられないくらい、走れるようになった。

先日、ハーフ(約21km)を走った。タイムもなかなかで、本番もこの感じで走れたら、心配していた関門にも、それなりに余裕がありそうだった。それに、ハーフを走っても、思ったより疲れもなかった。われながらすごい成長だと思う。

本番が近づくにつれ、私の出走を知った人たちから、たくさんの激励を受けるようになった。まだ走ってもないのに『すごいね』と言われる。フルマラソンは、出走を決意しただけでもすごいと思われるようなことなんだと、改めて感じさせられる。

NHK大河ドラマの『いだてん』を見ていると、なおのことマラソンが大層なことに思えてくる。日本マラソンの父・金栗四三のことは全く知らなかったが、
私がマラソンにチャレンジするタイミングで放送が始まるなんて、なんて運命的なんだろうと思い、今、家族で「いだてん」にはまっている。

熊本城マラソンまで、あと数日。まずは、病気やけがなくスタートラインに立ちたい。そして、絶対完走したい。
40歳主婦、私の無謀な挑戦が終わろうとしている。

いやいや、本番はようやくこれからだ。