熊本ヴォルターズ通信
B1昇格を逃した熊本ヴォルターズ。悔しい思いを引きずる人も多いはず。それでも今季最後のイベント「感謝祭」は、会場の全員が楽しみ、笑顔に包まれました。
日頃は激しい戦いを繰り広げるコート上も、この日は和やかな雰囲気に
巨大ジェンガはドキドキの展開。長島蓮選手が崩した瞬間、選手も会場も大爆笑
5月28日に開催された「22‐23シーズンブースター感謝祭」。今季のスタッフ、選手がそろう最後の機会とあって、会場の熊本県立総合体育館には、開場前から長蛇の列ができ、約1600人のブースター(ファン)が駆け付けました。
今季からブースターになり、祖母、母と一緒に来場した葛西十音くん(9)は「僕もバスケを始めたので、ヴォルターズの選手みたいになりたい。今日も選手を近くで見られるので楽しみ」と話し、うれしそうに会場の中へ。
感謝祭は運動会形式で行われ、赤組・本村亮輔団長、白組・田渡凌団長の下、選手だけでなくスタッフも参加してチーム分け。玉入れや巨大ジェンガ、障害物競走、バスケットボールのゲームで会場を盛り上げました。
イベント終了後には、まず今季主将を務めた本村選手が「メンバー全員がプロフェッショナル。そんなチームの主将をできたことが誇りです。来季こそ熊本は必ずB1へ」とあいさつ。遠山向人ヘッドコーチは「熊本のブースターは日本一。その声援に感動し、つらい時も頑張ることができた。本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えました。
ブースター歴6年という金光とおるさん(39)は、「チームの皆さんに『ありがとう』と伝えたくて参加しました。今季『熊本』の看板を背負って戦ってくれた選手、来季に背負ってくれる選手を、これからも応援します」と話します。
チームとブースターが一丸となって目指すB1への戦いは、来季も続きます。(O)
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