火の国元気スポーツ
西地区王者としてプレーオフ(PO)に挑んだ熊本ヴォルターズ。しかし準決勝で群馬、3位決定戦で島根に惜敗し、夢舞台「B1」への切符を今年も逃しました。
B1に再び一歩届かず 今こそチームと共に立ち上がろう!
昨季、入れ替え戦でB1富山に3点差で敗れた悔しさを胸に今季は、一丸となって戦い抜き、見事、西地区初優勝を果たしました。
ホーム開催となったPO準決勝・群馬戦。ここで2勝すれば、悲願のB1昇格が決まるとあって、連日、県立総合体育館のアリーナは真っ赤に染まり、大歓声が響きました。1勝1敗で迎えた第3戦は、本村亮輔選手らの活躍で第3Q(クオーター)を終えて55─51。しかし、第4Qに入るとリバウンドが奪えず、立ち上がりから12点を連続で失い、逆転されます。チリ選手、タプスコット選手のシュートで粘りましたが72─73と1点差で敗れました。
ラストチャンスとなった3位決定戦の島根戦。初戦は前半リードしたものの、第4Qの残り2秒に同点とされ延長戦の末に敗戦。崖っぷちの第2戦も嫌な流れを断ち切れず、第1Qだけで14点リードされます。終盤に反撃を見せましたが、77─82で試合終了。つかみかけた夢舞台への切符を、今シーズンもあと一歩のところで逃しました。
しかし、熊本地震直後の3年前を思い起こせば、存続の危機にまで陥ったチームが、毎年、着実にステップアップし、B1が手の届くところまで来ていること自体、奇跡なのかもしれません。また、プレーオフ5試合には延べ1万6390人、1試合平均3278人のブースターが来場しました。これは今季のB1リーグ全体の平均来場者数も上回ります。
熊本地震を経験し、つらく、落ち込んだ私たちに、勇気と元気をくれた熊本ヴォルターズ。チームが苦しい今こそ、私たちが背中を押す番です。これからも共に戦い、共に夢をつかんで、来季こそ歓喜の涙を流しましょう。
「We are Volters」
チーム情報
2018-19シーズン ブースター感謝祭を開催!
日時:5/19(日) 13~16時
場所:健軍商店街
※詳しい内容はホームページでご確認ください
URL https://www.volters.jp
熊本ヴォルターズの試合結果は翌日の熊日朝刊で詳しくお伝えします。
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