ネナドHCが就任して、初の公式戦となったアーリーカップ。準決勝で福岡に88‐75と快勝し、決勝では昨季プレーオフで苦杯を喫したB1島根と対戦。今季、力を入れる組織的なディフェンスが機能し、59失点に抑えて9点差で勝利。新旧の戦力がガッチリとかみ合い、今季の見通しがついたかに思えました。

しかし、実際のリーグ戦は一筋縄ではいきません。選手たちに気負いが見られ、第1節は、今季B3から昇格してきた越谷に1勝1敗。さらに第2節では、B1昇格への一番のライバルと目される広島に、51‐101、54‐75と悔しい連敗。夢実現に向け、厳しい船出になりました。

苦しむチームを前に、私たちは開幕前にネナドHCが語った「目の前の試合に全力で取り組みながら、シーズン終盤の4、5月にピークを持っていく」との言葉を信じて、声援という追い風を送るのみです。