寛容に働くテレワーク

新型コロナの影響で、テレワークがすっかり定着してきました。中には「家だと仕事に集中できない」とか、「子どもがうるさくて周りに迷惑をかけるのが申し訳ない」なんて声も聞きます。

でも、そもそもテレワークって、会社と同じようにはしなくていいと思うんです。現在、私は一般社団法人ライフデザインアカデミーの認定講師をしていて、会議や勉強会をほぼ毎日、オンラインで受けていますが、その場の雰囲気が寛容で温かいのです。例えばライフデザインの先生は子育て真っただ中で、会議中に小さいお子さんが登場することもしょっちゅう。機嫌が悪いこともあり、webカメラを外したり、ぐずったり、大声で泣いたりもします。そんな時、先生はお子さんに対して、「静かにしなさい !」と叱ったりしません。カメラを取り上げられたら別のカメラを起動させ、抱っこをせがんでくる時は、ちょっとだけ勉強会を中断。思いっきり抱きしめてから、会議に戻ってこられます。その姿を見る私の心も和みます。

他のメンバーも、お茶を飲んだりしてのんびり待っています。先生は私たちに「子どもがうるさくてごめんなさい」なんて謝ったりもしません。私、「そこが良い !」と思うのです。だってテレワークって、もともと家族の場所に仕事が後から入ってきているんですものね。働くママさんたち、子どもの世話や家事を理由に謝る必要はありません。テレワークは、みんなが寛容な働き方ができるための一つのステップだと思います。

わが家のテレワーク環境です


Profile
村上美香

1971年、熊本市生まれ。第一高、熊本大文学部卒。94年に熊本県民テレビ(KKT)にアナウンサーとして入社。夕方の人気番組「テレビタミン」を21年間担当し、「みかちゃん」の愛称で親しまれた。2018年春、同番組を引き継ぎ、KKTも退社。「ヒトコト社」代表。ホームページはhttps://hitokotosha.com