【587号】すぱいすフォーカス – おてもやんをみんなで踊ろう

コロナ禍で今年も中止になった「火の国まつり」。地域のお祭りも行われない中、おうちで「おてもやん」を踊って気分転換、ストレス発散しませんか。おてもやん踊りの歴史や踊り方をご紹介します。

おてもやんの明るさと、熊本の発展を表現

昭和53年、市民みんなで作る夏祭りとしてスタートした「火の国まつり」。まつりを象徴する「おてもやん総おどり」が誕生した当時の話を、振り付けを担当した藤間富士齋さんに伺いました。

「熊本市から依頼されたのは、誰もが気軽に参加でき、ローカル色のある踊り。”成長するまち”という印象が残るように、との注文もありました。私は、おてもやんの明るくチャーミングな一面も踊りで表現したいと思いました」。二転三転しながらも踊りが完成し、富士齋さんは県内の日本舞踊家たちと熊本市内各地で講習会を開き指導。多くの市民が楽しく、熱心に習う様子にまつりへの大きな期待を感じたそうです。

「熊本は昔から芸事が盛ん。総おどりも和楽器の生演奏に乗せて練り歩くなど、より格好よく、ワクワクするお祭りになることを期待します」

熊本市内の公民館や運動場などで行われた「地域講習会」の様子を伝える熊日朝刊の記事(昭和53年4月23日付)。

まつりまであと1週間。総おどり参加者の申し込みが殺到(同年8月4日付同)

県日本舞踊協会理事長
藤間富士齋(ふじさい)さん

日本舞踊家として国内外で活躍。古典舞踊の伝承の傍ら、山鹿灯籠踊りなどの振り付けを手掛ける。8月8日、市民会館シアーズホーム夢ホールで第67回藤豊会公演を主催。


動画を見ながらLet's「おてもやん総おどり」

踊りを教えてくれたのは

「火の国まつり愛好会」会長
松本恵子さん

日本舞踊藤間流名取、日本民踊会師範・講師。「火の国まつり」には第1回から参加し、おてもやん踊りの講師も務める。熊日生涯学習プラザ「レクリエーションダンス教室」講師。

楽しく笑顔で踊ってください!


親子で挑戦してみました!

赤木恵さん、蒼空(そら)ちゃん(8)=右 松永愛美さん、帆空(ほたか)くん(3)

正調おてもやん踊りに初挑戦した松永さん・赤木さん親子。「足運びが難しい」とお母さんたちが苦戦する一方で、「カンタンだった!」と子どもたち。「おうちでも踊ってみます!」


どんどんどん、ドドンがドン! チャカちゃんちゃん♪

前奏の三味線が聞こえたら1.2.3.4と手拍子を打ってスタート


1 手を前に構える

首にかけたたすきを持つイメージで手を構え、右足から3歩進む。止まって足を上げ、両手を上に伸ばす


2 天突きのポーズ

手を右に上げた時は左足、左に手を上げた時は右足を跳ねる。1・2を左右2回繰り返す


3 ヨイヨイヨイヨイ

2回目に手を上げたら、稲穂のように手のひらを左右に振る。目線を上に、左右3回繰り返す


4 決めポーズ

その場で立ち止まり、胸の前で2回手拍子。右側に向かって両手のひらをパッと広げ、同時に右足かかとを前に出す


5 最高の笑顔で!

両手を太ももの前に下ろし、左側に向かって両手のひらをパッと広げ、左足かかとを前に出す。左右2回繰り返す


さぁ、ご一緒に!

読者親子が踊る正調おてもやんが一曲丸ごと(約4分)見られます。紙面でポイントを押さえながら、音楽に合わせて一緒に踊ってください。


おてもやんインスタグラム動画コンテスト開催中!

ウェブサイト「熊本市観光ガイド」では松本先生が教えるおてもやん踊りの公式動画がアップされています。また、「おてもやんインスタグラム動画コンテスト2021」も開催中(~8月10日)。


「夏祭り写真館」

すぱいす読者から寄せられた夏祭り写真をアップします。