【475号】五輪種目で注目!ボルダリングに挑戦
岩場や崖(がけ)を登るフリークライミングを屋内でも行えるようにした競技「ボルダリング」。2020年の東京五輪で正式種目に採用され、注目を集めています。“岩登り”というと、体力や腕力のある人がやるスポーツというイメージですが、実は女性にとってうれしい効果もあるみたいですよ!
必要なのは腕力よりバランス感覚 女性でも気軽に始められる!
私がチャレンジしました!
岩本 実希さん
フリータレントとして県内を中心に活躍中。学生時代に水泳をやっていたので体力には自信あり!
初めてのボルダリング体験、とっても楽しみです!
ジムの中には至る所に壁と、手足を掛けるためのホールドと呼ばれる無数の突起物。まずは、インストラクターから登る順序や登り方のレクチャーを受けます。
手に滑り止めの粉(チョーク)を付けて、さっそく挑戦!初心者でも、すぐに登り始められるのがボルダリングの魅力の一つ。
「ホールド」とは
壁を登る際に手足を掛ける突起物のこと。大きさや形状、配置する場所によって、コースの難易度が決まる。
インストラクターの指示に従って、次に手足を掛けるホールドを選びながら上を目指す岩本さん。同じ色のホールドが一つのコースになっています。
やった~! 上からの眺めサイコ~!
何と初体験で初心者コースを制覇! そのセンスの良さに、インストラクターの髙口さんもビックリ。この後、岩本さんはさらに難易度の高いコースにも挑戦(驚)。
取材協力/クライミングパーク菊南
女性にうれしい!ボルダリングの効果
腕力だけでなく、体幹や足など体全体を使って行うボルダリング。バランス感覚が養われるだけでなく、1時間の運動で約500~700kcalも消費します。
☑ 全身運動なので、マッチョになり過ぎず引き締まったボディーラインに!
☑ 短時間で多くのカロリーを消費するのでダイエットにも!
☑ 基礎代謝がアップして太りにくい体に!
クライミングパーク菊南 チーフインストラクター
髙口洋平さん
楽しみながらフィットネスにもなるので、女性の愛好者も増えています!
熊本市内でボルダリングを体験できる主なスポット
目指せ!東京五輪 石松大晟さん(熊本市出身)ミニインタビュー
東京五輪で正式種目に採用されたボルダリングに、日本代表として出場を目指す熊本市出身の石松大晟さん。競技の魅力や抱負について聞きました。
登り切った達成感が何よりの魅力!
小学6年の時、自宅近くにジムができたのをきっかけにボルダリングを始めました。設定されたコースを登り切った時の達成感が何よりの魅力で、10年間続けていてもその喜びは変わりません。しかも楽しさを味わいながら、自然と体が鍛えられていくので、トレーニングジムで黙々と筋トレをするよりオススメです。
東京五輪までにW杯で経験値を積み、母国でのオリンピックの代表に選ばれるよう頑張っていきます!
石松 大晟(いしまつ たいせい)さん(22)
1996年、熊本市生まれ。小学6年生でクライミングを始め、高校卒業後上京し、ボルダリングジムで働きながら練習に励む。2016年に日本代表初選出。W杯表彰台の実績も。
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