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Mana

プロ野球中継を見るのが趣味の文学部2年女子。置物になっているギターをそろそろ弾こうと思っている。


オリジナルギョーザを作ってみた

自炊を楽しみたい

一人暮らし2年目となり、日々自炊の大変さを痛感しています。どうしても自分で作ることのできるメニューには限りがあり定期的に同じ料理の繰り返しになってしまうこともあります。自分のためだけに料理を準備するというのもなかなかモチベーションを維持しにくいもの。せっかくなら料理を楽しみたいと思い、創作料理に取り組んでみようと思い立ちました。

ギョーザの可能性は無限大

スーパーに向かうと偶然ギョーザの皮が目に入りました。最近では冷凍食品でも手軽においしく食べられるギョーザ。私も一人暮らしを始めたばかりの頃は冷凍ギョーザにお世話になったものです。それまでギョーザを手作りするということはあまり考えませんでしたが、中に入れる具材は自分で変え放題であることに気づき、オリジナルギョーザを作ることにしました。

冷蔵庫にあるものでも簡単オリジナルギョーザ

まずは通常のギョーザと同じように、あんを準備します。

・豚ひき肉(150g)
・小ネギ(1/3束)
・ニラ(1/3束)
・にんにくチューブ(小さじ1)
・しょうが(小さじ1)
・塩・こしょう
・しょうゆ(小さじ1)
・酒(大さじ1)

を混ぜて準備完了!

基本となるあんに好きな具材を混ぜていきます。

具材の量が多すぎて包み切れない場合はあん抜きでも(写真はキムチ&納豆)。

フライパンで焼き色が付くまで焼いたら蒸し焼きに。

食べるときは全てポン酢を付けました。

私は一人暮らしなので、後で使い回しの効くものを中心に具材をそろえましたが、その中でも特に気に入った具材がこちら。

キムチ&納豆

キムチ&納豆はやはり発酵食品同士相性がバッチリ! キムチの白菜も歯応えがあり満足感を得られます。

ツナ

あんの味を打ち消すことなくツナの風味がふわっと広がります。ご飯が進みます!

ウインナー

小さく刻んで入れましたが、通常のギョーザよりも一段とジューシーになりました!

普段冷蔵庫に常備しているようなものでもギョーザの味わいをガラッと変えてくれますよ。


見た目はギョーザ、でもデザート!

ギョーザといえばご飯に合わせるものですが、オリジナルギョーザというからには意外性を追求したいもの。見た目はギョーザでも甘いギョーザ「デザートギョーザ」も作れるのではないかと思い挑戦してみました。

ギョーザの皮をクレープの皮に見立てて果物を具材にしました。
果物は焼くことで甘みが増すものを選んだ結果、バナナ、イチゴ、リンゴに決定。
ただ果物の甘みだけではパンチに欠けているので、バナナとイチゴにはチョコレートを、リンゴにはシナモンを一緒に合わせました。

選んだ果物

イチゴ×チョコレート

初めは通常のギョーザのようにフライパンで焼いてみたのですが、果物自体の水分が多く、モチっとした皮に。パリパリと歯ごたえがある皮の方が食感に変化があって面白いので焼き方を変えることに。フライパンの代わりにトースター(1000w)で約5分焼くとこんがり香ばしいギョーザが出来上がりました。

トースターで焼くとパイ生地のように出来上がります


しかしここに来て何か味に物足りなさを感じたのです。

通常のギョーザはポン酢をつけて食べますが、何もつけない状態で食べると口に入れたとき最初に感じられるのはただひたすらにギョーザの皮の味だけ。といってもほとんど味はついていないので具材に行き着くまでは味が感じられない状態なのです。

そこで思いついたのがバニラアイス! 焼いたギョーザに好きなだけバニラアイスをつけて食べてみました。
すると口の中でアイスがじんわり溶け、果物の甘さとアイスの甘さがうまくマッチするではありませんか!焼き上がりのアツアツなギョーザとアイスのヒンヤリ感を同時に味わえます。

バニラアイスに限らずいろいろなアイスをつけてみても楽しめると思います。


包み方も自由に

ギョーザの皮は包み方にもいろんな工夫ができます。クレープのように具材を巻いたり、タルト生地のようにも使えます。

味はもちろん見た目にも工夫を凝らして楽しめます。  

イチゴとチョコを包んでバニラアイスを添えました


オリジナルギョーザを作ってみて、なかには自分の想定と違う結果になることもありましたが、試行錯誤して改善されていく過程はとても楽しかったです。自分だけのオリジナルギョーザを求めて家族や友人とギョーザパーティーを開いてみてはいかがでしょうか。