熊本の旬な情報を発信しているKumarismのメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!
Kyota
3ヵ月に1回は動植物園に行くほど動物好きな大学4年生。動画アプリのおすすめ欄の多くはゾウの動画で占められる。
心癒やされる金魚ライフ
お祭りやアクアリウムなど、いろんなところで目にする機会の多い金魚。真っ赤なボディーにひらひらのヒレ、よちよち泳ぐ姿がかわいらしいです。
見かけるたびに飼いたいと思っていましたが、ついに、とあるイベントすくった金魚を4匹飼い始めました。
実際に金魚を飼ってみると、意外だったことがいくつかありました。
とある金魚すくいイベント
けっこうすぐ弱る
金魚はすぐに弱り、死んでしまいます。実際に私と一緒に6匹飼い始めた友人の金魚も、3カ月ほどで全滅してしまいました。
金魚が弱る原因はいくつかあり、まず塩素(カルキ)に弱い。水道水には消毒のための塩素が入っており、金魚には毒。カルキを抜いた水が必要です。ついでに、ミネラル不足でも弱ります。日本の水はミネラルが少ない軟水といわれていますが、金魚がミネラル不足になると免疫力が下がりすぐに病気になるそうです。
この病気が恐ろしいもので、友人の金魚が死ぬ時は、全てのヒレや尻尾が溶けてなくなっていました(尾腐れ病というらしい)。病気は水槽内にまん延し、一度かかると完治するのは難しく、注意が必要です。
また、餌の食べ過ぎでも弱ります。金魚やコイの欲望のままに寄ってくるさまは、実にかわいらしいですが、調子に乗って食べ過ぎると、消化にエネルギーを使い過ぎてしまい弱ります。しかし、与える量が少なかったり、泳ぎが下手で餌にありつけなかったりすると、これもエネルギー不足で死んでしまいます。
そして自分の尿やふんに含まれるアンモニアに耐え切れず死んでしまいます。そのため水替えを2週間に1~2回行わなければいけませんが、水替えもし過ぎると、病原菌や有害物質を分解してくれるバクテリアがいなくなり、金魚を弱らせてしまいます。バクテリアを留めておくために、金魚を飼う際は砂利が必要です。
縄張り意識が強い!?
どれだけ飼うときに手厚くしても、金魚すくいの金魚は、狭いところに大勢の金魚がいたり、ポイで追い回されたりとストレスフルな環境にいたため、家に着くころにはぐったり。1カ月以内で死んでしまうことも多いらしいです。
しかも、のんびりしていて平和そうな金魚たちですが、頻繁にけんかやいじめが発生します。
金魚は縄張り意識が強い生き物で、敵だとみなした金魚にはつついて攻撃をします。そのせいで弱ってしまう金魚も多いそう。
水替えなどで金魚を外に出す時は、水槽に金魚を入れる順番も大切で、最初に気が強い金魚を入れると、水槽全てを自分の縄張りだと思い、後から入った金魚がいじめられます。
ちょっと手がかかりますが、とてもかわいい
水槽のメンテナンスや水替え、金魚同士のけんかの仲裁など、ちょっと手がかかるところもあります。しかし、本当にかわいいです。飼い始めて1カ月程度で金魚たちは慣れてきてくれたのか、私を見かけると近づいてきてくれるように。もちろん、餌のためだとは思いますが、それでもかわいい。癒やされます。
私が飼っている金魚。4匹います。
日々、仕事や勉強に追われている皆さん、最近疲れがたまっている方、これまでペットを飼ったことがないけれど何か飼ってみたいと思っている方などなど…、ぜひこの機会に金魚を飼い始めてみてはいかがですか?
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