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Kiichi

コイの餌やりのため水前寺成趣園に定期的に通う大学3年男子。最近、あそこの鯉は私のことを覚えてきたのではないかと感じています。


水前寺成就園でコイの餌やりを楽しむ

私はコイの何も考えていない表情を観察するのが好きで、よくコイの餌やりをしています。県内はもちろん、県外では太宰府天満宮など、これまでさまざまなところでコイの餌やりをしてきました。そんな私のコイの餌やりにおすすめのスポットが県内にあります。そこは、皆さんご存じの水前寺成就園です。水前寺成趣園のコイは個体が大きい上に数も多く、模様や色もさまざまなコイが生息していて、コイの餌やりをするには至高の環境といえます。

今回は、コイの餌やりの観点から見た水前寺成趣園の魅力とその楽しみ方の極意について紹介していこうと思います。

まずは単純に水前寺成就園を散歩し自然を感じよう!

このように、水前寺成就園ではなんとも日本らしい風景を楽しむことができます。

石橋と自然と池。奥に築山が見えるのがお気に入りです

コイが木陰で休んでいます。コイたちも涼しそうです。

陸に限らず池も、どこを切り取っても趣深いですよね。

中には、神社だってあります。

神社の外観。風景となじんでいますね

お気に入りの小道。ここでひと休みするのは最高です

春には桜が満開になり小道の石のベンチで休憩するのが好きです。

ここから先は、実際に散歩して自分の目で楽しんでください。
こうして一通り散歩しましょう。


場所取りをしよう

私が思うコイの集まりやすい所を紹介します。水前寺成就園を入って左回りに公園を一周すると池に沿った道が続きます。基本的にコイはこの池に沿った石垣部分に集まっていることが多いです。おそらく、ここで餌やりをする人が多くコイも覚えているのでしょう。

外から見るとこのようになっていて、この写真で見える池に沿っている場所はどこもおすすめです。なぜか必ずと言っていいほどいつも集まっています。

おすすめの場所。たいていここで餌やりをする人が多いです


コイを集めよう

たくさんのコイを集めたいときは、魚群を探すのが一番手っ取り早いです。
池をのぞいてみると意外と魚群は発見しやすいです。

今回は、運が良く、餌をまく前にこんなに集まっていました。パッと見ても、オレンジ色や紅白模様、白黒なコイとさまざまなコイが生息していて観察することができるのも水前寺成就園の魅力です。

自然と集まってきたコイの様子。何をしているか気になります

木陰にもこんなに集まっていました。見逃さないようにしましょう。

おすすめの場所の木陰の様子。真ん中の紅白のコイが私のお気に入りです

また、ごくたまに魚群を見つけることができない場合がありますが心配ありません。コイは簡単に誘導できます。コイは餌が落ちた時の水面の変化に敏感で1mほどなら離れた場所に餌をまいてもすぐに寄ってきます。この特性を生かしてコイに移動してもらい魚群を大きく成長させましょう。
 
 

このように、行列を作って移動していきます。ハトも一緒についてきていてかわいいですね。

しかし、同時に別の人が餌やりをしていてコイが分散し集めることが難しい場面があります。そんなときは、餌やりに混ぜてもらうか、逆に少数のコイに愛着を持ちじっくり観察してみるのもおすすめです。

餌に誘われている様子。今日はハトもついてきてくれて楽しかったです

 
 
こんなにも一カ所に集まってきます。

右の写真の真ん中に亀がいることお気づきですか? 運が良ければ、亀も集まってくるのも水前寺成就園ならではです。

餌に集まってきたコイ。この日は特に元気が良かったです

亀も集まってきました。この亀はかなり大きい方だと思います


狙いを定めてみよう

コイの世界は弱肉強食です。ただ餌をまいていては餌を食べることができないコイが存在してしまいます。そんな空腹そうにしているコイを見るのは心が痛みますよね。特に、それが小さいコイだとなおさらです。私は毎回、すべてのコイに餌を届けるのが目標です。この目標を達成すると民を満足にできた一国の長のような充実感を味わうことができます。ぜひ挑戦してみてください。

狙うコツとしては、餌を5つほど同時に持ち、下から投げるとうまく狙った場所に餌を投げることができるはずです。

狙いやすい餌としてはこちらのパチンコ玉程度の大きさの餌をおすすめします。この餌は固く小さく風に流されにくい特徴があり、近場から遠くのコイまで餌をあげることができます。さらに、数が多く友達とシェアしながら楽しめるのも長所です。また、たまに集まってくる亀も食べることができる大きさで、楽しみの幅が広いことから初心者はこの餌を買えば間違いありません。

コイの餌200円


耳を澄まそう

水前寺成就園では耳を澄ますと木々が風に揺れる音や小鳥のさえずりなどを常に聞くことができます。それは、コイの餌やりでも同じで耳でも楽しむことができます。コイは餌を食べる際、池の水ごと吸い込みます。その際の「ゴボッ」という音や体がぶつかったときの「バンッ」という破裂音はコイから発生していると思えないほど大きな音をしています。私は、この音を聞くことでコイの生命エネルギーを肌で感じ「自分も精一杯生きねば」と喝を入れています。このように迫力のあるコイを見たい人、コイの音を感じたい人におすすめする餌はこちらの麩(ふ)のタイプの餌です。

この餌は、大きくて色が白いところが特徴です。水面でも目立ち、どこに餌があるかはっきりと分かります。そのため、コイに吸い込まれる瞬間が観察しやすいです。個人的な感想ですが、大きなコイほど一生懸命口を開けるため、より迫力のある餌を吸い込む音を聞くことができると思います。ただ、欠点として風に流されやすく遠くまで投げることができません。

コイの餌150円

コイの餌の販売されている状態。餌はこのようにビニールと封筒に入れられています。封筒の方に1つ目に紹介した黒い粒タイプのものが入っています。


手を洗う

餌やりをした後は、その独特な臭いが手に付きます。入口付近にトイレがあるのでしっかりと手を洗ってから帰りましょう。


餌やりの注意点

餌をあげているとハトが寄ってくることが多いです。水前寺成就園のハトは人間慣れしていて手で振り払っても逃げず、時には餌袋を奪いに来ます。特に、最近はおなかかがすいているのでしょうか。いつもより、積極的に近寄ってきては餌を奪おうとしてきました。この点に、しっかり注意をして楽しんでください。


今回は、私の趣味であるコイの餌やりについて紹介させていただきました。私にとってコイの餌やりは、心の癒やしだと思っています。みなさんも、時にはコイの餌やりを目的に散歩などしてみると新しい発見があると思います。また、今回取材のために久しぶりに訪れた水前寺成就園のコイたちは心なしかいつも以上におなかをすかせているように見えました。私たちが外出自粛でストレスを抱えているように、コイたちもストレスを感じていると思います。そんなかわいいコイたちを助けるためにもコイの餌やりを楽しんでみてください。