第22景 完璧求める“面接官女子”現る!

異性を目の前にしたとき、男性と女性では品定めの切り口が違うことがあります。例えば男性は好みの部分を探す傾向が強く、「目がかわいい」「スタイルがいい」「顔がタイプ」など外見優先。男性ならではですが(笑)、相手の良い所を見つけようとします。

ところが女性はこの逆、マイナス採点から入る方がいます。ある日の婚活パーティーに参加した40代の女性。職場である程度のキャリアを築かれているせいか自信満々で、「話し方がダメ」「エスコートが下手」と相手の悪い所ばかり申告してこられます。私は「お見合いは会社の面接じゃないので、偏った眼鏡をかけて相手を審査していると、本質が見えませんよ」と伝えましたが、態度は変わらず。参加した男性陣も女性の威圧感に頭が上がらない感じでした。

とはいえ、理想は持っておくべきだし、妥協は勧めません。結婚相手選びですから、好きにしてよいのですが、目的とする結婚生活には許容力が必要です。完璧を求め過ぎると人生は矮小化(わいしょうか)します。私自身の結婚生活で悟ったことですが、結婚は平凡な毎日の連続であり、相手をどれだけ許せて、自分も許してもらえるかが継続のカギなのだと。仮に理想とする完璧な人間が現れたとしましょう。しかし、次はその人から選ばれる必要があります。「選ぶ」と「選ばれる」は2つでセット。これをどうかお忘れなく。

「上」を目指すのはよいが、 選ばれる魅力も携えるべし!


PROFILE
荒木直美

あらき・なおみ 婚活コーディネーターとして、約1200組のカップルを誕生させた実績を持つ。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーする、オリジナルの婚「喝」語録が話題に。テレビやラジオでも活躍する主婦タレント。