大好きな有川浩さんの「旅猫リポート」を読みました。
あまり動物ものは好きではない私も泣いてしまった本を紹介します。

主人公サトルの車の上に、いつも乗っていた野良猫のナナ。
事故に遭い瀕死の状態で発見されたナナを、猫好きのサトルが治療し、そのまま飼う事になります。
しばらくはサトルとナナの楽しい日々が続くのですが、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなります。
新しい飼い主を探すために、サトルはナナと一緒に昔の友達に会いに行くのですが、なかなか飼い主になってくれる人は見つかりません…。

昔の友達との再会のストーリーやサトルの日常が、ナナの“猫目線”で語られています。
マイペースだけど、野良猫特有の野生本能丸出しのヤンチャぶりがとても可愛く、そして、サトルを思うナナの気持ちがいじらしく、「猫って、こんなに飼い主の事を分かっているものなんだ」と思わず涙がこぼれてしまいました。
最後はちょっとせつないけど、サトルがナナを思う気持ちと、ナナがサトルを思う気持ち、そして周りの人々の温かさを感じ、優しい気持ちになれる一冊です。福
士蒼汰さん主演で映画化も決まっていますが、ぜひ観る前に読んで、猫達の世界を覗いてみて下さい。
特に愛猫家の方は涙をふくハンカチが必須ですよ。

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「三度の飯」より堤真一さんが大好きなアラフィフ女子。ダイエットのためと始めた、お風呂での読書がやめられなくなり、今では読書のためにお風呂に入っていますが日々、脳の退化と体重の進化に怯えて暮らしています。