暑さも和らぎ、休日の朝、窓を開けて聴いてみたい1曲です。
1982年発表のF・R DAVIDの「WORDS」。

80年代は、英米はもちろんヨーロッパ各国やオーストラリア、さらにはラテン、アフリカン…等々、世界各国のポピュラーミュジックをラジオやレコードショップなどで、シャワーを浴びるように気軽に聴くことができました。
またミュージックビデオ制作も盛んに行われ、「耳から」「目から」、洋楽を楽しめた豊潤な時代ではなかったかと思っています。
その中で”ドンと鳴って、パッと咲く打ち上げ花火”、はたまた、”一夏に全力で鳴き、はかなく一生を終える蝉”のごとく、私たち音楽ファンのハートを打ち抜いた”一発屋”が多くいました。

私の中の思い出に残る、数ある一発屋の1曲が「WORDS」。
F・R DAVID。名前の「F」と「R」、何の略が知りません。なので呼び方はそのまんま「エフ、アール」でOKでしょう、たぶん…
チェニジア生まれのフランス人ですが、なぜかフランス語では歌っていません。これが効を奏したのか、ヨーロッパを中心に全世界で800万枚の大ヒット。各国のチャートNO,1を獲得しました。

ハイトーンのどこか頼りなさげな歌声(稲垣潤一的な?)と、当時のトレンドでもあるシンセサイザーを使ったエレクトリックなサウンド、そして目頭がツンとくるようなメロディーライン。
日本人の心にも響いたのでしょうか、日本でも大ヒットし、ラジオからも頻繁に、この曲が流れていました。
当時、県外でラジオしかない予備校の寮の一室で青春を送っていた私の”心の清涼剤”のような曲でもありました。

先日、音楽が好きな方たちと集まる機会があった時に、この曲の入ったシングル盤を持っていきました。
最初、ジャケットを見ただけでは、ピンとこなかった方も、レコードに針を落とすと、「あ~、この曲、懐かしい」と笑顔に。
たとえ一発しか売れなくても、売れるからには理由があります。
魅力的で素晴らしいメロディーだったり、心を打つ詞だったり。
そして私たちリスナーの心に、当時の思い出とともに残っていきます。


テキスト/スタッフ・浜

最近のマイブームはNHKの朝の連ドラ「ひよっこ」。夢は乙女寮の舎監(笑)。桑田佳祐さんの「若い広場」もカラオケで歌ってみたいなぁ…