「扉を開けるとカラン♪カラン♪」「味のあるカレンダー&ポスター」「連なるボトルは常連さんの誇りの証し」「ママ手作りのおいしい、おつまみ」「そして基本は水割り」…

昨今、”昭和の香り”がする飲み屋さんが静かなブームです。
昔ながらの居酒屋さんを、”お客さん目線”で紹介するテレビ番組も多いみたいです。

なぜ、こうしたブームがきているのか?
そのカギは「カウンター」にあるのかなと個人的に思うのであります。

カウンターに座れば当然、店主や店員さんと向き合い、横を見れば見知らぬ人と肩触れ合うほどの距離になることもあるでしょう。
そのカウンターを中心に人と人を結びつけるような”空間”が生まれるのではないかと思います。
最近はSNS上で顔どころか、ニックネームだけで本名も知らない人どうしが友達になる時代。
その一方でリアルに人と触れ合うことを、昔よりも求めている動きがあるのかもしれませんし、それがカウンターのある昭和の香りのある店への注目に繋がっているのかもしれません。

【すぱいす文化部】(読書愛好会)

前置きが長くなりました。
冒頭の描写、スナックの「ある、ある」です。
カウンターのある店=スナックと言っても過言ではありません。
スナックは人と人を結ぶ空間の中で、“人間力”が試される場でもあると思っています。
「コミュニケーション力」「スマートな立ち振る舞い」「思いやり」…。

ママや見知らぬ常連さんたちと会話をいかにうまくできるか、そして自分も楽しめるのか。お店や他のお客さんの雰囲気や空気を読んで、行動することができるのか
カラオケのマイクは独占せずに、他のお客さんにも回してあげる(笑)、場合によってはお客さんたちが喜んでもらえるような曲を歌う思いやりも…
私がもし会社の人事採用責任者でしたら、若い人をスナックに連れて行き、「こいつはどんなやつだ」と観察するには一番の場所だと思っているぐらいです。
なんといっても、マニュアルが通用しない場ですので。

そしてスナックには必ず「ママ」がいます。
男はいくつになっても子供です。
だからママがいつまでも必要なのです。

スナックと言えばマストな方、玉袋筋太郎さんの著書。
「全日本スナック連盟」(http://www.snaren.jp/)会長でもあります。
「スナック、行ってみようかな…」と思われた貴方、貴女にお勧めの入門書です。


テキスト/スタッフ・浜

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