「REBECCA LIVE TOUR 2017 日本武道館」

9月1日の夕方、再結成したREBECCA(http://rebecca0421.com/)のツアー最終日を観るために武道館へ。
周りは40代、50代ばかり。
小学生ぐらいの子供を連れた人はいたけど、20代、30代はほとんど見かけなかった。
18時半、定刻通りにスタート。

演奏された曲は「MOTOR DRIVE」「76th Star」「LONELY BUTTERFLY」「CHEAP HIPPIES」「MOON」「フレンズ」「Maybe Tomorrow」「Monotone Boy」「真夏の雨」「OLIVE」「プライベイト・ヒロイン」「ラブ・イズ・Cash」「ヴァージニティ」「RASPBERRY DREAM」など。

感涙。
見事なまでに往年のヒット曲ばかり。
聞きたかった曲ばかり。
メンバーの好きな地味な曲や、ツウ好みの曲というのが一切なかった。
28年ぶりの武道館。
ファンの喜ぶ曲をやるのが一番うれしい、たのしい、ということなのだろう。
どの曲が始まっても場内揺らさんばかりの歓声が上がる。

「REBECCA LIVE TOUR 2017 日本武道館」

隣りで見ていた妻も言う。
「中学生の頃ダビングにダビングを重ねたテープで聴いていた曲たちが NOKKO の生歌でこの耳に届いてきた。ああーこの曲のここんとこでA面切れたんだ、とか含めてなつかし
い。けど曲も歌詞も色あせてない」

個人的にはベースの高橋さん(NOKKO からは「社長」と呼ばれていた)が、元気に演奏している姿を見ることができてよかったです。
先日の『情熱大陸』を見て初めて知ったのですが、REBECCA 解散後は親の介護などあれこれあって音楽業界からずっと離れていたんですね。
で、今も運送会社で働いている。
数年前までは長距離トラックを運転していた。
元REBECCAのメンバーなんだから、スタジオでも経営して悠々自適の生活を送ってるかと思いきや、世の中全然甘くない。
今回のツアーの日程もよく見ると週末やお盆休みを中心に組み立てているようで、西は大阪までだったのは、もしかしたら職場からそんなに遠く離れられないからか…

新曲「恋に堕ちたら」も途中でお披露目。
でもこの曲はいまひとつかな。
あの頃の自分たちの忠実な再現を狙ったかのようで。
そうすると途端に、REBECCAらしさがなくなる。
ラストアルバム『BLOND SAURUS』の頃の曲、「SUPER GIRL」や「LITTLE ROCK」もそんな感じだった。
実際、今回のセットリストにも入っていなかった。
思うに、REBECCAの黄金時代って「Monotone Boy」や「NERVOUS BUT GLAMOROUS」といったそれまでのイメージをなんだこりゃ!?と覆すような、らしくない曲を打ち出していくことがかえって、最新型のREBECCAらしさを生み出していたんですよね。

ただ懐かしいだけではなく、僕らをもっともっとおどろかせてほしいなあ。
再結成したREBECCAは、まだまだウォーミングアップ、2度目の快進撃はこれからなんじゃないか。

「REBECCA LIVE TOUR 2017 日本武道館」


テキスト/おかむー

青森生まれのアラフォー男子。ひょんな縁から熊本生まれの妻と結婚し、いまや体の半分は熊本人。幼少時から読書と音楽が命の源で、家には膨大な量の本とCDを所有。妻の断捨離攻撃に震えながら暮らしています。