少し肌寒い夜、市電に揺られ呉服町電停近くにあるオーガニックショッピングモールの「ピュアリィ」に来ました。
今夜は買い物ではなくGAKU-MCのライブです。
東京を皮切りに日本全国14カ所をキャンピングカーで回るLIVEツアー。
「GAKU-MC Live & Talk Tour 2017 トラベラーズソング ~キャンピングカーであなたの街へ!~」。
10月20日は10カ所目となる熊本公演でした。。

ピュアリィ

暗闇の中にポツンと、一瞬タイムスリップしたかと思える城下町の古き良き景観の中に古民家を再生した「ピュアリィ」があり、ここの西館2階が本日の会場です。
靴を脱いで階段を上ると、椅子の代わりに座布団が敷きつめられていて、まるで今から子どもの頃に楽しみにしていた紙芝居でも始まるかのような、何とも温かみのある、不思議と心が落ち着く素敵な場所です。
ライブが始まるまでは、ビール片手にパイ&タルトでリラックスしながら周りを見ると、子ども連れの親子も何組か訪れていて、ますますアットホーム感倍増で良い雰囲気です。
そして照明も落とされドキドキ…、いよいよアーティストの登場です。

GAKU-MC Live & Talk Tour 2017 トラベラーズソング ~キャンピングカーであなたの街へ!~

1曲目は「解放」。
心も体も解き放たれる金曜日の夜にぴったりな曲です。
始めはお決まりの手拍子からスタートでしたが、2曲目の「挙手」では、体も大きくリズムを取り、思わず手を挙げてしまったりしてすっかりGAKUさんワールドに入りこんで行きました。

そして待ってました!GAKUさんトーク。
今回のツアーはタイトル通りキャンピングカーで各地を回っており。熊本は東京を出て16都道府県目になるそうです。
ライブ機材+生活用品などを詰め込んだ車内で寝泊りし、訪れた街で演奏をする。まさに“トラベラーズソング”。
楽しいライブで、どんどんみんなをひき込んでいくGAKUさんですが、ライブ中の“間”が苦手との事。
そこで今夜のお約束は3つ。
お客さんの私達も“コーラスアミーゴ”として、みんな一緒にライブを作る。
GAKUさんが水を飲んでいる“間”→ “コーラスアミーゴ”は手をたたく。
GAKUさんがギターのチューニングをしている“間”→ “コーラスアミーゴ”はドリンクを飲む。

笑って朗らかな雰囲気の中、4曲目は肩を横に揺らしながら聞いた「リラックスリラックス」。
タイトル通り軽やかでのんびりした曲。
スライドに映し出されている波乗りの映像が、曲とマッチしていて優しい気分になりました。
そんな演奏をしている今夜のメンバーは、GAKU-MC(ラップ/Vo./Gt.)、モーリー(Dr.)、カッシー(Ba.)の3人です。
1メートルほどしか離れてない所から聴く彼らの奏でるシンプルな音が、スピーカーからではなく、生の振動として伝わり心地よかったです。
そして手作り感たっぷりのステージは、会場の「ピュアリィ」にもなじんでいてピッタリでした。

GAKUさんは昨年、ご家族4人で世界一周の旅に出られ、前半はPEACE BOAT に乗船し、色んな世代・人種の人々と触れ合い、サッカーやライブをしたりしながら色んな国を訪れました。
ライブでは、その時の映像を、ユーモアたっぷりのトークと合わせて見せてもらいました。
話を聞きながら、私も学生時代にヨーロッパをバックパッカーで回り、今までの自分にはありえなかったような新しい感情が生まれ、ひとまわり大きくなったような気がした事を懐かしく思い出し、
これからも自分を成長させる“新しい刺激”に出会えたらなぁ…と願いました。

楽しい旅トークからだんだんとしっとりムードになり、私の大好きな曲「月が綺麗です」。
一緒に行った旦那さまに、夏目漱石が訳すと“I love you = 月が綺麗です”で、この曲はそれが由来であることを話していたので、ポンっと肘でつつかれ、それが何となく嬉しかったです。

ここでスペシャルゲストの登場です!
みなさんも何となく見覚えのある人と言われ、ざわつくコーラスアミーゴ達の中登場したのが、先ほどの旅トークの映像で見たGAKUさんと同じ船に乗船していた男性ではないですか!
それが分かり、みんなの顔から笑顔がこぼれました。
彼の名は、「小澤くん」。
今回のツアーの名古屋公演に顔を出してから「スタッフとしてメンバーに参加している」と紹介されました。

次の曲はそんな小澤くんがトランペッターとして参加している「ついてない1日の終わりに」。
曲に入る前に、みんなでサビ練習。
“ララララララ ラララララララ~♪”で右手を挙げリズムを取り
“ヘイ!!”で左手を敬礼!
“ついてない1日の終わりに 歌ってみるんだよ~♪”
と体を動かし大きい声を出したら元気が出ます。
ついてない1日に出会ってしまったら、歌うしかないですね。
そしたら心は“LIFE IS WONDERFUL”。

スライドに映し出されるGAKUさんの歌詞は、日頃思っている事や忘れてしまった大切な事を思い出し、そして元気や勇気がもらえ、心にビタミンがチャージされました。
特に軽快なギターの音色から始まった「トラベラーズソング」の“ふっと訪れたチャンス 女神の前髪をつかめるかが全てさ”が今でも目に焼きついています。
風のように横を通り過ぎてしまわないようにしないとね!!

Happy♪な時間は、あっという間にアンコールです。
アンコールではGAKUさんがマイクを外して語りだしました。
2011年の東日本大震災をきっかけにスタートしたキャンドルと音楽で心を繋ぐ音楽イベント「アカリトライブ」が、11月3日(金・祝)、熊本城二の丸広場で開かれるとの事です。
そして床には応援メッセージが書かれた灯りがともったキャンドルホルダー並べられ、「take it slow」。
この曲を聴きながら、震災で経験した、当たり前の事が当たり前でなくなった時の事を思い出し、胸が熱くなり、今の生活に感謝しました。
そしてドラムのモーリーが演奏しているペルー発祥の打楽器、カホーンの音色が優しく心をなでてくれました。

音楽の中に旅、旅の中に音楽があるGAKUさんの最後の曲は「AOU」。
いつもならライブの終わりはなんだか寂しくなるけど、11月3日にまたGAKUさん達が熊本に来るので、それを心待ちにしながら楽しむ事ができました。

「ピュアリィ」を出ると、GAKUさん達ご一行様が旅をしているキャンピングカーを発見!!
まだまだ続く旅、どうぞ気をつけてくださいね。
ではまた「AOU」!!

熊本地震復興支援「熊本城アカリトライブ2017」

■日時 
2017年11月3日(金・祝) 開場14:00 / 開演15:00
■会場 
熊本城二の丸広場(〒860-0008 熊本市中央区二の丸2−1)
■出演 
GAKU-MC、Salyu、ベリーグッドマン
タイチジャングル(オープニングアクト)
■入場 
無料
■詳細
 熊本城アカリトライブ2017 サイト:http://bridgekumamoto.com/akali/

アカリトライブ サイト:https://www.akalitolive.com/


テキスト/橋本友香

2015年から関西→熊本。美味しい食・旅・温泉が人生のモチベーションです♪