ユニコーン ツアー2017 若返る勤労@福岡DRUM LOGOS

日々の慌ただしさもあり ツアータイトルの意味を当日まで気付いていなかった。
2daysの福岡は1日しかチケットが取れていなかったが、ライブハウスのスタンディングと言うこともあり、すんなり諦めがついた。
また、最近はホールじゃないとテンションが下がる。
指定席でもライブが始まれば、立ちっぱなしだけど、休む椅子があるのとないのでは気持ち的にだいぶ違うようになってきた。
高速バスを待ちながら、「膝が痛いなー」と不安に。
会場に着くと雨まで降り始め、入場待ちの列に並ぶのがおっくうに。
やっと入場しても会場の狭さと番号の悪さで、すでにギュウギュウ。
後方で前の人の背中しか見えない。
なんだか散々のスタート(笑)。

しかしライブが始まればいつもの事で、この憂うつな気分も吹っ飛ぶのは分かっていた。
会場が暗くなり、遠くから聴こえてきたのは、この季節にぴったりの、あの曲のイントロ。
会場が一気に盛り上がる。

私がユニコーンを知ったのは、残念ながら解散後。
リアルタイムでのライブは行ったことがなく、2009年の再結成は本当に嬉しかった。
ユニコーンのライブを見る日が来るなんて思いもしなかった。
さらに今回は、再結成後のライブで聴いたことのなかった曲を色々やってくれた。
YouTubeで繰り返し見た昔の映像。
見た目は随分変わったけれど、素晴らしい曲の数々は健在。
ユニコーンの時の奥田民生は、たまにハンドマイクで歌う。
手持ちぶさたな感じが、とても新鮮でいい。
そしてメンバーそれぞれが曲を作って歌うので、ドラムの川西さんが歌う時には奥田民生がドラムを叩く。
その姿がまた、とてつもなく素敵で大好きだったりする。
そして今回は、本当に好きで何度も繰り返し昔の映像を見た曲。
イントロが聴こえた時、無意識に涙があふれた。

「♪あたまの奥までかんじない かんじーなーいー」

ポロポロと流れ続ける涙。
こんな日が来るなんて。
膝が痛くても、スタンディング頑張って良かった(笑)。
「あいしーてーる♪」なんて歌詞、今じゃ聴けないし。
いつも楽しそうにバンドをやっている、このおじさん達がとても仲良しそうで微笑ましくて大好きなんです。
解散した時は色々あったんだろうけど。 来年もツアーやって欲しいな。


テキスト/ゆみ

子供2人も独立し、独身時代からの趣味である音楽とお酒、スポーツ観戦を楽しむお気軽主婦。50歳