「オズの世界」

大きなテーマパークから、とーっても田舎の遊園地に移動させられた女の子「くるみ」のラブストーリー。
めちゃくちゃ活字が苦手なので、「誰か〜音読してくださ〜い」って程の私がグイグイ引き込まれた小説でした。

昔、田舎の遊園地に勤務していた私にとって、「ある、ある〜」って頷ける内容がいっぱい。
ゴミに見えても、それは大切なお客様の忘れ物などなど。
そして舞台は、そっくりそのまま荒尾のグリーンランド遊園地
主人公のいつも側にいる「手塚」は、グリーンランド遊園地に以前いたイベント担当者に似ていて、彼がモデルではないかと更に引き込まれていきました。
読みながら、熊本県民なら一度は誰もが行った事があるであろうグリーンランド遊園地の景色が浮かんで来るのも面白いところです。
巨大ウルトラマンバルーンが、台風で破れて飛んでいくストーリーがあったのですが、「ウルトラマンランド」が以前、グリーンランドの隣にできた頃、記念に実物大のバルーンが登場したのですが、台風接近で実際に飛んで行ったという、そんなニュースを見たような記憶があり、凄く懐かしかったです。

テーマパークの裏側も見え隠れする話もあり、遊園地好きには是非読んで貰いたい小説。
遊園地で開催されるヒーローショー好きにも是非とも読んでほしい。

個人的に、「コレ、映画になったら良いのにね〜」と思っていたら、何やら遊園地を題材とした映画制作が有るとの事。
昨年SNSで沢山のエキストラを募集していました。
撮影現場はヒーローショーの聖地でもあるグリーンランド。
当日は地元の方や映画好きの方々、人生の思い出にと沢山のエキストラが集まったらしいですが、平日だったためにエキストラが集まらず、更に台風も接近しており大変だったと聞きました。 現実でも台風がやって来たなんて…
映画の方も楽しみです。


テキスト/りえ兵衛

京都出身のシングルマザー。子育ての為、事務所に登録するも現在パートタイム状態のアクトレス。「名前は知らんけど、観たことある〜」って言ってもらえるアクトレスになるのが夢!