「その18:ステーキヨシノ」
神保町の路地裏を歩いているとランチメニューの看板がポツンと立っていて何年も前から気になっていたのですが、結構な値段がするので尻込みしていた店、「ステーキヨシノ」。
意を決して行ってみました。
ランチは4種類のみ。
Aランチ(オーストラリア/加工牛)(130g)1700円
ビッグ(180g)2000円
Bランチ(国産和牛)(130g)2400円
ビッグ(180g)3000円
ここはやはり、Bのビッグでしょう!
カウンター席に座ると目の前に熱した鉄板が広がっています。
マスターが新鮮な細長い肉を二片取り出してポイッと軽やかに。ジュジュジュ、ジュワーッと心地よい音が胃をくすぐります。
半円形の金属のフタをして少し経つと、塩胡椒を振って裏返してまたフタを。
パンパンと威勢のいい音を立てながらナイフで一口サイズに切って、別のスパイスを振ってまたフタをする。
その間、横ではタレに漬けたもやしも焼く。
手際よく焼いているのを見ているうちにすぐ出来上がります。
鉄板から皿に移して、目の前に。
焼きたての肉の厚みのあるいい匂いがします。
塩胡椒で味がついていますが、「マスタードをつけるのがおすすめですよ」と。
確かに。
さほど辛くはなく、ほのかな酸味がアクセントになります。
さすが和牛だけあって柔らかく、それでいてしっかりとした存在感が。
たまらずごはんをおかわり。
日本人たるもの、たまには和牛を食べないとな! なんて思っちゃいました。
※ランチのセットはごはん、味噌汁、漬物、サラダ。
食後にコーヒーがつきます。
夜は海鮮とA5黒毛和牛の鉄板焼きのコースが12000円からとお高め。
メニューを見ると「鮑(三陸産) 時価6000円~10000円」「食後のフルーツ 時価」なんて書いてあります。
僕ら普通のサラリーマンには手が出ないですね…。
そう考えるとランチは安い方なのか。
3000円でもまた食べたいステーキでした。
高級店ですが、雑居ビルの中にあって雑然とした雰囲気なのが評価分かれるかな。
カウンター席だと油っぽい煙が漂います。
それがいいんだ、という人にはたまらないでしょう。
マスターと弟子(?)との、なんかドタバタしたやりとりはご愛嬌。
混具合:★★☆☆☆
知名度:★☆☆☆☆
大盛り:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
テキスト/おかむー
青森生まれのアラフォー男子。ひょんな縁から熊本生まれの妻と結婚し、いまや体の半分は熊本人。幼少時から読書と音楽が命の源で、家には膨大な量の本とCDを所有。妻の断捨離攻撃に震えながら暮らしています。
コメント
0