「その19:担々麺 辣椒漢」

この数年、都内周辺では担々麺がブーム。
専門店があちこちにできて、普通のラーメン屋でも担々麺を出すところが増えました。
ここ神保町でもそうですね。
ちょっと歩いた隣町、小川町が隠れた激戦区と呼んでいいでしょう。
靖国通りを2本ほど裏手に入った通りにある「かつぎや」とその裏手にある「担々麺 辣椒漢」が両雄並び立つといったところでしょうか。
感覚的には背中合わせに店を構えるライバル。
どちらも10年近い歴史があります。
ここに、小川町・飯田橋・麹町エリアで出店の続く「めん徳 二代目 つじ田」のグループがまんをじして2016年に「成都正宗担々麺 つじ田」をオープン。
他にもチェーン店を中心に何軒かありますが、人気・実力共に今はこの三つ巴ではないかと思います。

今回取り上げるのは「辣椒漢」の方。
「かつぎや」も甲乙付けがたいたいんですけどね。
どちらも汁なし・汁ありが選べるんですが、「かつぎや」は揚げたての排骨(パイコー/中華風スペアリブ)をトッピングできて、これがまたスパイシーでたまらない。
僕は必ず半ライスをつけます。

でも、もし熊本から東京に来て、食べる機会が一度だけしか残されていないのならば「辣椒漢」でしょう!
メニューは大きく、本場四川の「正宗担々麺」(汁なし)と、日本人向けの「日式担々麺」(汁あり)に分かれます
もちろん食べるべきは「正宗担々麺」。
「正宗」とは“正統”のこと。
ただ辛いのではなく、山東省の「花椒」(中国産の山椒のこと)を使って、スーッと鼻に抜けるような香り高い爽快なしびれが。
やみつきになります。
もっと強い刺激を求める方には「プレミアム正宗担々麺」もあります。
汁ありならば「激辛担々麺」やそれよりさらに辛い「麻辣担々麺」も。
僕は食べたことないですが、今は「酸辣湯麺」(汁なし・汁あり)もあるとのこと。
酸味の強いスープはこのところ女性に人気ですよね。
辛いのが苦手な方向けには「日式担々麺」を。
辛さの段階を選べて、ゼロもあります。
ゴマのまろやかさがスープになじんでいて、ホッとする味です。
カウンターの中では大きな寸胴の鍋に白菜を始めとして野菜をたくさん、ぐつぐつと煮込んでいます。
あれが何よりもおいしそう。汁ありにするかいつも悩みます。

カウンター8席だけの小さな店で、寡黙でストイックな風貌の店主一人で切り盛りしていることが多いので、ランチタイムはどうしても行列になってしまいます。
でも並ぶ価値ありです。
マツコの知らない世界」とか、テレビにもよく取り上げられています。
このしびれる辛さ、生ビールが欲しくなるのですが残念ながらアルコールは置いていないです。担々麺や、その他中華系つまみで飲むのなら「かつぎや」の方を。
はしごするのもありですね。

混具合:★★★★☆
知名度:★★★★☆
大盛り:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

店舗情報

担々麺 辣椒漢

住所
東京都千代田区神田錦町1-4-8 ブロケードビル 1F
営業時間
月~金:11:00~15:00 17:30~20:00 土:11:00~14:00 ※麺が無くなり次第終了
休業日
日曜日、祝日、正月、旧正月、GW、お盆

テキスト/おかむー

青森生まれのアラフォー男子。ひょんな縁から熊本生まれの妻と結婚し、いまや体の半分は熊本人。幼少時から読書と音楽が命の源で、家には膨大な量の本とCDを所有。妻の断捨離攻撃に震えながら暮らしています。