「その20:Paper Back Cafe」

神保町には古本屋ではない、新刊書籍を扱う本屋も大小様々あります。
大きなところでは「書泉グランデ」「三省堂書店」「東京堂書店」と3軒あります。
書泉グランデはアニメ、アイドル、鉄道など趣味系に強く、アイドルの握手会といったイベントがよく開催されています。
神保町に2棟ビルが建っていたのですが、そのうちひとつが閉店となり、大手チェーンの「ABCマート」が替わりに入ったのは、本が売れない、このご時勢を象徴する出来事でした。
三省堂書店は「大辞林」などの国語辞典や「コンサイス英和辞典」で恐らく皆さんも学生時代にお世話になった三省堂です。
関東を中心に全国に店舗を構えています。
品揃えが豊富なので、本を探すときにはここが便利です。
最近は「神保町いちのいち」という本や文字をテーマとした、懐かしい色合いの小物・雑貨の店も人気です。

一方、東京堂書店は三省堂書店の裏にあって地味な佇まいだったのですが、5年ほど前にリニューアルしてからは雰囲気がガラッと変わって、本のセレクトショップ的方向に舵を切りました。
著者や出版社、話題の出来事にフォーカスした特集コーナーが充実していて、そこに並ぶ本は入手の難しいものも多数と、店員の熱意やこだわりが感じられます。
三省堂が”探す”本屋ならば東京堂は”出会う”本屋です。
読書の好きな方たちからとても愛されていますね。

今回紹介するのはリニューアルの際にオープンした「Paper Back Cafe
古書店の並ぶ、すずらん通りに面したガラス張りのスペースが1階も2階もカフェとなっていて、本に没頭しながら珈琲を飲んでいる人たちの姿をよく見かけます。
皆が本を読んでいるので、とても静かです。

食事のメニューもあります。
「東京堂カレー」550円
「東京堂焼きカレーパスタ」780円
「紅ズワイガニの濃厚トマトクリームパスタ」770円
「とろとろ玉子のハッシュドビーフ」680円
「ほうれん草とベーコンのチェダーチーズサンド」490円 など。
プラス180円でドリンクメニューとのセットになります。
周りの店と比べると財布に優しい価格設定ですが、サイズは女性向けかな。
今回食べたのは東京堂焼きカレーパスタ。
アツアツでした。

店名にあるペーパーバックという手軽さ、カジュアルさが店内の雰囲気にあります。
カウンターの中は食器棚の上が書棚となっていて、洋書が並んでいます。
本の町神保町にふさわしいブックカフェですね。
すずらん通りで買った古本をここで読むなど、神保町探索のベースとしてはいかがでしょうか。
なお、未購入の本を棚から持ち込んでカフェで読む、ということはできないのでご注意を。

混具合:★★★★☆
知名度:★★☆☆☆
大盛り:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

店舗情報

Paper Back Cafe

住所
東京都千代田区神田神保町1-17 東京堂書店
営業時間
10:00~18:00(L.O.17:45)
休業日
年始

テキスト/おかむー

青森生まれのアラフォー男子。ひょんな縁から熊本生まれの妻と結婚し、いまや体の半分は熊本人。幼少時から読書と音楽が命の源で、家には膨大な量の本とCDを所有。妻の断捨離攻撃に震えながら暮らしています。