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農業と観光で戸馳島を元気に! 行動力・発想力・島への愛で挑戦【すてきびと】

中川 裕史さん
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「Tobase Labo」代表 中川 裕史さん

中川 裕史さん
中川 裕史さん
1996年、三角町戸馳島のラン農家に生まれる。熊本市内の高校卒業後、家業に携わる中で農業に興味を持ち2016年、海外農業研修(JAEC)に参加、アメリカのマーケットで珍しい色や形のアボカドに出合う。17年、帰国。18年、同島でアボカドとパッションフルーツ栽培開始。19年、「Tobase Labo」を立ち上げる。妻と子の3人暮らし。

アボカドや南国フルーツの生産・加工を手掛けながら、宇城市三角町戸馳島の農業と観光を盛り上げるプロジェクト「Tobase Labo(トバセラボ)」の代表も務める中川さん。

高校時代、島を離れたことで「改めて島の自然や島民のつながりといった魅力に気が付いた」と言います。農業にも興味を持ち、「誰もやっていないことに挑戦しよう」と、日本では流通していない品種のアボカド栽培に取り組み、昨年、40品種約900個を収穫しました。

プロジェクトを立ち上げたきっかけは、急速に進む島の少子高齢化に強い危機感を持ったから。そこで、「島に活気を取り戻すためには、外から足を運ぶ人を増やさなければ」と、仕掛けづくりにも知恵を絞ってきました。

昨年冬、戸馳島で初のマルシェを開催。島の農産加工品の販売やイベントを企画、島の人口とほぼ同じ約1200人が来場し手応えを感じました。第2回の開催を計画しつつ、閉園中の洋ラン施設の再生にも取り組んでいます。「次世代も島に住み続けられるよう島を元気にしていきたい」

「パッションフルーツジャム」。購入はインスタグラムのDMから連絡を

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

中川 裕史さん

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