新しい薬を作るために必要な治験 参加する患者さんの伴走者に

久本さんの仕事は治験コーディネーター(CRC)。「新しい薬が生まれるには、実際の患者さんに投与し効果や副作用を調べないといけません。細かなルールや計画に沿って進めるために病院内の調整を図り、参加する患者さんのサポートを行うのがCRCです」

看護師になって数年たち、「専門的な分野に進みたい」と考えていた頃、先輩から声がかかり、治験支援センターに異動。日本臨床薬理学会認定CRCになり10年目です。

「新しい薬への期待、怖いけれどやってみようという決心…、さまざまな気持ちで参加される患者さんたちの心身の負担が小さくなるよう伴走していきたい」と話す久本さん。

治験をきっかけに乳がんに関わることが増え、10月に乳がん啓発イベントを企画。「自身の体を守り、乳がん患者さんへの理解を深めてほしい」と、誰でも参加できるクイズやピンクリボンのくまモンバッジ配布などを行います。「治療を頑張っている人たちと楽しい時間を過ごしたい」。そう話すまなざしに「祖母も母も看護師」というDNAを感じます。

1975年、北九州市生まれ。97年に熊本大学医療技術短期大学部を卒業後、熊本大学医学部附属病院に入職。消化器外科看護師などを経て2005年から治験支援センターで、治験コーディネーター(CRC)として勤務。趣味はマラソンやトレイルラン、そしてビール!

Time Schedule

6:30 起床
8:00 出勤 外来対応(採血データの確認や、患者さんとのスケジュール調整など)
12:00 昼食 製薬メーカーと打ち合わせほか
17:00 終業
20:00 夕食、入浴。その後、勉強
24:00 就寝

Information

10/29、「みんなで語ろう 乳がんのこと」開催。9時半~白川公園、13時~ホテル日航熊本で。

お問い合わせ

熊大病院乳腺・内分泌外科医局

TEL
096-373-5521