絵本の世界を通して 子どもも大人も心を癒やしてほしい

自宅の一部屋を家庭文庫「北野さんちの絵本部屋」と名付け、800冊以上ある絵本を誰でも自由に読めるよう週2回、開放しています。月に1度はそこでお話し会も行う北野さん。

絵本の読み聞かせに夢中になったきっかけは、子どもが通う小学校でお話し会に参加したことでした。「物語を読んでもらうと、大人でもその世界に引き込まれて楽しかった。絵本の素晴らしさを初めて知りました」。それからは、当時小学生だった長男と長女に毎日、絵本はもちろん教科書まで読み聞かせるように。「子どもたちは目をキラキラさせて夢中になって聞いてくれました。絵本を通して会話も増え、私も気持ちが穏やかになり、怒ることが減りました(笑)」

その後、友人と朗読の会を発足。地域で読み聞かせのボランティアも行っています。蔵書も増え、近所の子どもたちからの要望もあり、2015年から家庭文庫を開始。先日、文庫で朗読を聞いた就活中の女性が涙を流し、「元気が出ました」と笑顔で帰って行ったとか。「絵本は大人の心も癒やしてくれます。この場所が人々の憩いの場になればうれしい」

Time Schedule

5:30 起床・弁当作り・朝食
8:00 中学校で読み聞かせ
10:00 絵本部屋を開放(随時読み聞かせ)
17:00 夕食の準備・夕食
19:00 コーラス練習
23:30 就寝

1962年、熊本市生まれ。2000年から飽田地区で親子朗読ボランティアを始め、15年に自宅を開放し家庭文庫を始める。今年2月からは月に2回、子育て支援活動も。「飽田公民館コーラス」代表、「ながなすコンサート」事務局。夫と長男の3人暮らし。

Information

「絵本部屋」金・土曜10時~12時、13時~17時(不定休)。
第1土曜13時30分~お話し会開催。 TEL:096-227-2655