仮設団地に出張カフェを開設 地震被災者に交流の場を

益城町テクノ仮設団地の集会所に、週末限定の出張カフェが開設されています。被災者同士のつながりと、子どもたちの遊び場づくりを目的に開かれる「おひさまカフェ」を運営するのは、熊本学園大学の学生ボランティアたち。熊本地震発生直後の昨年5月から活動を続けています。「地元の大学生だからこそ継続した支援ができる。必要とされる限り、続けたいですね」

今年5月からは月に1回、住民と一緒に食事をする「おひさま食堂」も開いています。「子どもたちの食事は無料ですが“当たり前”と思ってほしくないから、テーブル拭きや配膳など、できることを手伝ってもらいます」

自宅を再建し仮設団地を退去する世帯が次第に増え、住民との別れもあります。「寂しいけれど、いいこと」とほほ笑む原田さんは、またどこかで、つながりが持てることを期待し、社会に出てもボランティアに携わっていこうと心に決めています。「被災地で活動をしたことで、地域貢献度の高い県内企業に就職したいと考えるようになりました。僕の職業観も変わりました」

Time Schedule

6:00 起床
10:00 「おひさまカフェ」オープン
16:30 子どもたちと仮設内の広場で遊ぶ
19:00 帰宅、夕食など
22:00 ゼミの論文作成に向けた作業
24:00 就寝

原田 素良さん

学生ボランティア団体 「おひさまカフェ」代表 原田 素良さん
1997年、熊本市生まれ。開新高等学校卒業後、熊本学園大学へ。現在、経済学部3年。同大の学生ボランティア団体「おひさまカフェ」の代表を務め、毎週末に益城町テクノ仮設団地で活動。また月に4回、東区の小学校で放課後学習支援も行う。

Information

「おひさまカフェ」のフェイスブック(www.facebook.com/ohisamacafe1/)で活動報告をしています。