住み継ぎ、つなげていくために 古民家ゲストハウスは団らんの場

熊本城近くに2軒並ぶ、1棟貸しの宿「スミツグハウス」。築60年の空き家を賃借、改修し、2016年1月に開業しました。屋号に「住み継ぎ、つなげていくという思いを込めた」と話します。利用者の8割は外国人で、街なかに増加する空き家を訪日外国人向けの宿として再生する、そのユニークな取り組みが注目を集めています。

末次さんは、5年前まで九州大学の職員としてオランダの都市建築デザイン研究や福岡のまちづくりの活動に取り組んでいました。海外現地調査のために民泊して、ホストや地元の人との交流を楽しんだことが開業のきっかけになったとか。スミツグハウスも大きなテーブルをリビングに置き、「団らんを楽しむ宿」をテーマにしています。

末次さんには、宿主に加え、医業経営者や建築デザイナーの顔も。一見、畑違いのようですが、どれも地域社会と関わりが深く、「今ある社会の問題にひとつのビジョンを示して実践するという意味では、どれもデザイン活動の一環」と考えているそう。今後も“社会とつながるデザイン”を発信していきます。

Time Schedule

7:00 起床
9:00 各種事業のメール対応
11:00 ゲストハウスの掃除、メンテナンス
13:00 診療所・介護事業所の事務長業務
17:00 ゲストハウスの来客対応
19:00 建築のプロデュース、デザイン創作活動
1:00 就寝

末次 宏成さん

末次 宏成さん
1973年、熊本市生まれ。芸術工学博士。医療経営管理学修士。九州大学職員を経て、家業の医療法人の経営マネージャー、「末次デザイン研究所」代表、「ニレノキハウス」大家などを務める。熊本市在住。

Information

料金など詳細は「スミツグハウス