「ネギパン」が全国区で有名に 県産食材で“ご当地パン”作りに励む

ネギ嫌いの高校生のために作った「ネギパン」が、2010年の「全日本パンフェスティバル 第1回日本全国ご当地パン祭り」で2位を獲得。その後、健軍商店街近くの店舗にはテレビや雑誌の取材が相次ぎ、ネギパンは全国区で有名になりました。「多い日には1日500個くらい売れることも。小麦粉やネギをはじめ、パンに使う食材は“オール熊本産”にこだわっています」。熊本地震で店舗は被災しましたが、今年3月に再建。

熊本名物の馬肉やトマトを使用した「赤パン」も開発するなど、県を代表する“ご当地パン作り”に励む髙岡さん。東京駅や横浜駅内での催事販売を仕掛けるなど、販路拡大にも精力的に取り組んでいます。

パン作りの一方で、厚生労働省所管の中央職業能力開発協会で中央技能検定員も務めます。国家資格である「パン製造技能士」の試験問題を作成する、全国に9人いるうちの1人です。「有資格者を示すバッジの製作を提案して採用されました。消費者にも資格の認知度を広げ、パン作りに真摯(しんし)に取り組む技能者の格上げに貢献したいですね」

Time Schedule

4:00 起床。ネギパンの仕上げ作業
9:00 市内のスーパーに納品後、朝食
11:30 高校の購買部で販売
14:00 店で販売や事務作業
19:00 閉店。夕食、風呂など
21:30 就寝

髙岡 辰生さん

髙岡 辰生さん
1952年、熊本市生まれ。洋菓子専門学校卒業後、洋菓子メーカーに就職。2年の勤務を経て帰熊。スイスに短期留学し、洋菓子・パン製造技術を磨く。23歳から、父親が創業したパン工場で働き現在に至る。県パン協同組合理事、市食品衛生協会専務理事。

Information

ネギパンは1個から取り置き可能。予約はお電話で。