難関の1級ピアノ調律技能士に合格 知識や技術を指導者に伝えたい

幼少の頃からサッカー、水泳、陸上とスポーツ少年だった小山さん。「中学では当時、好きだった女の子の影響で吹奏楽部に入部しました」と笑います。

トロンボーンの練習に打ち込み、高校在学中には、世界青少年音楽祭に日本代表として出場し、最高賞のウィーン賞を受賞。裏方の仕事も見てみたいと進んだ調律専門学校では「楽器の構造や歴史、文化などを学び、さらに音楽の魅力に引き込まれました」と言います。

この頃からライブハウスで演奏活動もスタート。「それまでクラシック一本だったのが、ジャズやサルサを演奏するうちに、ようやく自分の音楽に欠けていたものが補われ、演奏面でも調律面でも、音楽の土台ができたような気がします」

調律は、目に見えない音を作る難しさがあります。その知識や技術の高さを示すともいえる国家資格、1級ピアノ調律技能士の試験に今年3月、見事合格。ピアノハープ社の先輩に続き、県内では3人目の資格取得でした。「今後は、自分の知識をピアノの講師などに伝え、指導に生かしてもらえるような活動にも力を入れていきたいです」

Time Schedule

6:00 起床
7:30 就業前に店内でピアノの練習
8:30 顧客宅を回り調律
16:00~20:00 ピアノの塗り替えなどの工房作業
20:30 自宅で筋トレ
21:30 夕食
24:00 就寝

小山 博幸さん

小山 博幸さん
1977年、山鹿市生まれ。中学時代にトロンボーンを始める。福岡第一高音楽科卒業後、静岡県浜松市にあるヤマハの調律学校に入学。その後13年間、調律を行いながらトロンボーンの演奏活動を続ける。2008年、東区のピアノハープ社入社。妻と熊本市内で暮らす。

Information